人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

オフショア・アカデミー通信VOL11

  • 投稿日:2011年2月8日

オフショア・アカデミー通信VOL11

「雪女 その手借りたや 雪下ろし」!

(師匠最新作より)

2011年2月7日

 

日本海側を中心とした記録的な大雪に見舞われた1月。実家のある富山も久しぶりの積雪を記録。長年小雪が続き、地方景気も長期停滞局面にあった影響からか、自治体の除雪・雪害対策予算も近年は縮小気味で、町内会も高齢者ばかり。久々の大雪は、今の日本の一面を浮き彫りにします。東京でも、1日だけ桜の花びらが舞い落ちるような雪がパラパラ。降水量を記録するまでにはいたらず、昨年末からの乾燥注意報は最長記録を更新したようですが、立春を過ぎて、いきなり暖かくなってまいりました。インフルエンザの猛威も峠を越えつつあるようで、いよいよ春目前といった感じでしょうか。

アジアカップの決勝ゴールは、雪の舞う福岡のホテルで観ました。思わず深夜であることを忘れて大声を張り上げて、しまった!と思ったら、あちこちで上手がいたようで(笑)

いただけないのは八百長問題。悪は悪、だが突き詰めていくと、結構根が深い問題だと思うのですが。。。

世界に目を向けると、北アフリカのチュニジアで起こった民衆の大規模な反政府抗議デモは、瞬く間にエジプトへと飛び火し、イエメン、アルジェリア、リ
ビア、ヨルダン、サウジアラビアなど中東諸国でも動揺が広がっています。

 

「エジプトに待てばカイロ(?)の 日和なし!」(同)

 

この発端となったのが、「フェイスブック」をはじめとする“SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)”と言われておりますが、恐ろしい時代になったものですね。

市場では原油高、株高、金利高が進行しており、調整局面入りをしていた金の価格も上昇に転じてきました。長期にわたる独紙政権に対する民主化要求という形になっていますが、背景には高い失業率や食料価格の上昇が国民の憤りに火を付けたのだと思います。今年のキーワードは正にインフレ!新興国の度重なる金利引き上げは、自国経済成長のブレーキにもなり、回復の目が出始めた先進国経済の先行きを占う上でも大きな鍵となります。

 

春の嵐は、思っている以上に厄介な影響を及ぼしそうな気配です。

 

主な内容

1.顕在化してきたインフレ懸念:コモデティー市場について

2.年初のパフォーマンス

3.AOIA講演会・勉強会のお知らせ

 

1.顕在化してきたインフレ懸念:コモデティー市場について

前号では3つのTYアグフレーションについて述べなしたが、今回は特に今年注意を要する商品市場について触れておきたいと思います。

国際市場では昨年後半より食料価格が一段と高騰しています。ご記憶されている方も多いと思いますが、日本でも2008年の高騰時は大豆、小麦、トウモロコシなど穀物価格が史上最高値を付け、スーパーのパン、即席めん等の食料品が値上がりし、餃子の王将も22年ぶりに値上げを余儀なくされました。

今回は穀物に限らず、砂糖、コーヒー、カカオ、オレンジジュース、菜種、パーム油、コショウ、綿花、天然ゴムなど多くの農産物、いわゆるソフトコモデティー価格が高騰しています。国連食糧農業機関(FAO)が毎月発表している食料価格指数(2002~04年平均=100)は、昨年12月に214.17となり、統計をとりだした1990年1月以来の最高値。食料価格の上昇は年を明けてさらに加速し、2011年1月は230.7と過去最高を更新。値上がりの上位は、砂糖、酪農品、油糧種子、飼料穀物、食肉の順となっており、FAOは「食料価格への上昇圧力は続く」とみているようです。

この最大の要因は需給の逼迫にあります。中国やインド、ASEAN諸国など新興工業国の消費拡大が主要因。旺盛な新興国消費に対し、干ばつや洪水などの天候異変や政情不安などで供給が少しでも不足するとみれば、世界的な金融緩和基調のなかで投機マネーが大量に流入し、価格を押し上げる側面もあります。オーストラリア北東部クイーンズランド州では、昨年12月の大洪水被害に続いて大型サイクロンが襲来し、サトウキビが大きな被害を受けました。

2008年冬至に比べると、日本は円高のおかげ?で、価格急騰のインパクトは幾分緩和されていますが、世界的に見れば実に深刻な状況になっているのです。スーパーでの一斉値上げ!という日も目前に迫っている感じです。

中国やインドでも食料インフレは深刻です。中国の消費者物価指数の構成品目のうち3分の1を占める食料品価格は前年比2ケタの上昇。しかし、食料品価格の上昇には、都市部と農村の格差是正のために中国政府が農産物の買い上げ価格を引き上げてきたという政策的な要因もあり、今後も引き上げざるを得ない事情が背景にあるようです。大学卒の失業率も高止まりする中、食料価格の上昇は社会不安を醸成することになり、当局にとっても看過できない重要な問題でしょう。永い人類の歴史を振り返れば、飢饉後の暴動が国を覆すきっかけになった例は枚挙に暇がありませんね。こうしてみると、食料は単なる消費財ではく、不足すれば暴動が起こり、独裁政権をもたちまち転覆させる政治財とも言えます。


食料インフレを抑えるため政府は輸入を拡大する一方、生産・輸出国は国内の需要確保最優先させ輸出を抑制します。中国でも今後、大豆始めトウモロコシ、小麦の輸入拡大に動く可能性が大。また昨年干ばつに見舞われたロシアは、小麦輸出を6月末まで禁止しています。ウクライナも主要穀物に輸出数量割当を実施。アルゼンチンもトウモロコシに輸出税や輸出枠を設定。インドも一部高級米を除きコメの輸出を禁止、などなど。。。
こうした自国の食料確保のための行動が、国際市場での食料ひっ迫を助長し、需給は益々タイトになっていきます。食料危機は新興国での政情不安を増長し、原油や非鉄そしてリスク回避のための金価格を押し上げていくでしょう。

こういった背景を踏まえて、今一度ポートフォリオの見直しをして見ましょう。

オルタナティブ運用としての商品は、もはや必須のアセットクラスといえると思います。

 

2.年初のパフォーマンス

添付は、S&Pデータベースの、年初来TOP30です。

目に付くのは、石油、電力、資源関連株式や、商品関連のファンドが上位を占めています。2月の米国雇用統計後の今週は、世界的な景気回復期待が浮上。ほぼ全面的な株高が継続しています。目先は、インフレ懸念で新興国の株価が足踏み、調整を続ける中、先進国の株式がアオトパフォームする構図が浮かんできます。

 

Highest Returning

Name

Year-to-date total return 

Cambiar Aggressive Value Investor

15.38

ProFunds Oil Equipment Svc & Dist Inv

14.56

ProFunds Semiconductor UltraSector Inv

14.22

ProFunds UltraSector Oil & Gas Investor

13.81

Direxion Mthly Commodity Bull 2X

13.38

Allianz AGIC Focused OpportunityA

11.59

Fidelity Select Electronics

11.52

Rydex Electronics Inv

11.33

Fidelity Advisor Electronics A

11.02

Direxion Mthly NASDAQ-100 Bull 2X Inv

10.80

Fidelity Select Communications Equip

10.75

ProFunds UltraNASDAQ-100 Inv

10.72

ProFunds UltraChina Inv

10.71

Rydex Dynamic NASDAQ-100 2X Strategy H

10.70

Guinness Atkinson Alternative Energy

10.64

ProFunds Technology UltraSector Inv

10.59

Fidelity Advisor Communications Equip A

10.53

ING Euro STOXX 50 Index I

9.56

WorldCommodity

9.50

Fidelity Advisor Energy T

9.49

Fidelity Select Energy

9.45

ProFunds Industrial Ultra Sector Inv

9.19

Invesco Van Kampen Tech A

9.11

ProFunds Ultra Dow 30 Inv

9.06

Fidelity Select Energy Service

8.96

T. Rowe Price Global Technology

8.92

Guinness Atkinson Global Innovators

8.89

Invesco Technology Sector B

8.88

Rydex Dow 2x Strategy C

8.87

 

Group average of 16641 funds

 

 

2.17

           

 

3.AOIA講演会・勉強会のお知らせ

おかげさまで、2月3日開催の記念講演回、2月6日名古屋の「海外投資のパスポート」セミナーは無事盛況に終えることが出来ました。多数のご来場ありがとうございました。今後も精力的に開催いたします。ご希望のテーマ、コースがございましたら、どんどんお知らせください。可能な限り取り上げてまいりたいと思います。

当面の予定は下記のとおりです。

 

2月16日(水) 「世界経済の展望」 at 富山 (商工会議所主催、クローズド)

2月18,19日(金、土)   IFA向け講演、勉強会 at 大阪(クローズド)

2月26日(土) LP、FP向け勉強会 「相続対策と資産運用」 at 東京(一部枠あり)

3月12日(土) マネーサクセスセミナー at 東京 (受付開始)

4月2日(土) 速習ゼミナール(朝から夜までの缶詰セミナー)

 

また、4月から、外部講師をお招きしたスクールコースも開設いたします。

まずは、FX界のカリスマブロガーで、南アフリカランド研究所・ランケンを運営されている個人投資家、ランケンさんを講師にお招きいたします。

 

Course Name(コース名称):(仮)ランケンの投資に勝つための経済英語(基礎編)

Course Objectives(コースの目的)

このコースは投資のための経済の基本と、それを英語で理解する能力を付ける事を目的とします。英語の比率は徐々に高めていきます。

Goal(ゴール)

本コースのゴールは、英語で海外の情報を読み、経済の理解をきちんと理解できるようになる事です。これにより、今、世界で何が起きているかを自分で把握して、今後どうなるかを都度考え見直す事が出来るようになる事を目指します。

 

カリキュラム予定

4月-6月の開校日は下記のとおりです。

4月9日、23日、5月7日、21日、6月4日、18日 

原則土曜日14:00-16:00、16:30-19:00

尚、料金、コース割等の詳細は、2月中に告知いたします。

 

その他日程等につきましては、HPにアップしてまいりますのであわせてご参照ください。

 

1月下旬に思い切ってLAに行ってまいりました。好い所ですね!温暖な気候で、昼間は半袖姿のランナーも。高級住宅街から、そうではないところまで、いろんな物件を視察してきました。米国の銀行は、過去2年で約300件が倒産。カリフォルニアは銀行の倒産件数は全米でもトップクラスです。現在も銀行の抱える住宅物件の競売・投売りが続いており、まともな住宅が市場価格の2-3割で仕入れることが出来るとか。景気が悪くても、お金は動いており、そこにまた新たなビジネスが根付いています。投資の観点でも、今はとても面白いチャンスだと思い、銀行口座の開設、法人登記の申請を行ってきました。詳細は、会員向けHPで。

お土産を何にしようかと迷ったのですが、娘とカミサン共用で、ピンクのキャップにフード付のトレーナーにしました。最近は洋服のサイズがほぼ同じということで、もっぱらカミサンが娘の服を無断借用するケースもあるようで、二人ともサイズはぴったり。とりあえず喧嘩にならずホッとしました。

値札を見た娘が

「今円高だから安いんだよね?でも85円で計算したらxxxx円だから、ユニクロのほうが安くねぇ?」

少しは社会勉強もしているようで、うれしくもあり。。。微妙。

 

次回は2月18日満月(頃)(笑)にお届け予定です。お楽しみに。

 

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〒105-0001

東京都港区虎ノ門2-9-11 信和ビル 

AOIA 株式会社

Asia Offshore Investment Academy Co., Ltd.

TEL:03-6273-3860

FAX:03-5777-6112

代表取締役

国際フィナンシャルコンサルタント、海外投資アドバイザー

中田 裕

 

http://www.aoia.co.jp 

info@aoia.co.jp 

nakada@aoia.co.jp 

 

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