人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

オフショア・アカデミー通信VOL20

  • 投稿日:2011年6月19日

 

オフショア・アカデミー通信VOL20

 

「水無月や 大雨無きを 願に掛け」

(師匠最新作より)

 

2011年6月18日

 

6月16日はいて座の満月、明け方に約半年ぶりの皆既月食が観測されました。今回は沖縄地方以外は条件が悪く、梅雨の悪天候もあり全国的にはあまり話題になっていないような気もしますが、次に見られる月食は、2011年12月10日に起こる皆既月食です。こちらは全国で最初から最後まで完全に見ることができるという、非常に条件が良いもののようですので、大いに期待したいですね。

6月初旬はハワイにおりました。例年ですとまさにJune Brideのベストシーズンらしいのですが、今年はどうも天候不順のようでした。それでもハワイ。ラナイで海を見ながらボーっと風に吹かれている時間は、まさに至福の時であります。

前号でも触れましたが、米国全体の景気は減速の兆しが出ており、5月以降株価は6週連続の下落。先週はかろうじて下げ止まりましたが、不動産価格の下落、雇用状況の停滞に改善の兆しはまだ見られません。一方ハワイでは、友人の不動産マネージャー曰く「長年この仕事やってるけど、こんなに忙しいのは初めて!」とのたまわしめるほど、特に日本の震災以降の売買が活発になっているとのこと。失業率も全米ベースの半分で推移しており、夏場に向けたホテルの予約も昨年比で大幅増が予定されているようです。資産価値の変動リスクという観点でハワイの不動産を見た場合、世界経済の好不況に左右されるリスクは比較的少なく、ロングステイ先としても絶対的な支持が多いのも頷けるような気がします。

後ろ髪を引かれながら帰国するや、

「菅総理 花道細道 茨道」(政権2年目へ—小泉後5人の最長不倒を記録! もう十分延命!?)

「総理後に 遍路再開 延命寺!?」(四国88箇所巡礼の旅は後半へ突入、次は伊予54番札所!)(以上師匠最新作より)

国内の政局は相変わらずのごたごた続き。

5月以降中国やアメリカを筆頭に景気減速懸念が台頭、更にギリシャ問題が再びクローズアップされるなど、世界的なリスク回避傾向が強まりつつあり、スイスフラン、金、円への資金逃避が再燃しつつあります。しばらく表に出てこなくなった中東問題も、いつまた表面化するかもしれません。不気味な余韻を引きずりながら、2011年は折り返し点にさしかかりました。

 

主な内容

1.バロンズ・ミッドイヤー・ラウンドテーブル

2.AOIA講演会、セミナーのご案内

3.当面の海外視察スケジュール

 

1.バロンズ・ミッドイヤー・ラウンドテーブル

米国の投資専門誌Barron’sが毎年年初と年央に行っている、当代最高の投資のプロ10人の見通しが発表されました。今回の特徴は、今年下半期の経済成長減速で見解が一致しており、1月のラウンドテーブル時点に比較してはるかに守りのスタンスに転じている点でしょう。選好するセクターも生活必需品、ヘルスケア、公益などで一致。また米国経済は短期的には低空飛行を強いられ、長期的には国の浪費体質を改めない限り経済的な災厄が降り掛かる可能性がある、というのが共通の見方として浮かび上がってきます。

回答者は下記の10人。

・フェリックス・ズラウフ氏:ズラウフ・アセット・マネジメント共同経営者

世界経済の構造問題は解消されておらず、2010年代半ばまでにリーマンショックを上回る危機がある。

短期的には、株式は20%程度の調整、国債は今後10年間は見送るべきで、金は調整はあっても株式をアウトパフォームする。

・コット・ブラック氏:デルファイ・マネジメント創設者・社長

米国はゆっくりと破綻に向かっている。公的債務は14.3兆ドルを上回り名目国内総生産(GDP)の96%と第2次大戦後で最高。雇用はまったく創造されていない。ただし、2番底は想定しておらず、低成長に。企業利益は良好で株式は割安。今後数カ月で議会が債務上限と財政赤字の問題に対してより秩序だった対応をすれば、市場は大きく上昇する可能性。

・ビル・グロース氏:ピムコの創始者、チーフ・インベストメント・オフィサー

QE2後においても「長期間」にわたって低金利が継続されるということであり、国債の弱気市場は予想していないが、極めて低利回り、低リターンの環境を予想。政府が預金者から資金を奪う目に見えない方法だ。FRBが低水準の金利と潤沢な流動性を維持する限り、リスクは伴うが外国債券、新興国債券ファンド、保守的な高配当利回り銘柄に妙味あり。

・フレッド・ヒッキー氏:「ハイテク・ストラテジスト」エディター

最大のポジションは金。ニュージーランドとカナダの国債も保有している。経済は既に減速しており、ギリシャとポルトガルは最終的にいずれもデフォルトへ。中東の大混乱、日本の状況は一段と悪化しており、米ドルは崩壊し、厳しいインフレになる可能性がある。米国は不可避で必要な調整を先延ばしにしているだけ。

・メリル・ウィトマー氏:イーグル・キャピタル・マネジメント代表

市場の下落によって多くのまずまずの銘柄といくつかの割安銘柄がある。景気は減速しているが、これは予想されたこと。ガソリン価格が下落すれば状況は好転する。雇用に関しても、企業の状況は良好であり、今後大規模な解雇があるとはみていない。現在株式は割安の側に振れており、年末までに株価は上昇する。

・オスカー・シェーファー氏:O.S.Sキャピタル・マネジメントのパートナー

マクロでは懸念があるが、企業レベルの業績は好調で、年末に向け株価は上昇。経済は引き続き2~3%、あるいはそれをわずかに上回るペースでゆっくりと成長を続ける。失業率は大幅には下がらず、インフレ率は大幅には上昇しない。テクノロジー、特殊医療関連に注目。

・アーチー・マカラスター氏:マカラスター・ピットフィールド・マッケイ主宰

金融銘柄は当面支援材料がなく、長期的に見ればバーゲン状態のものも多いが、政治的な状況が悪く、短期の回復は困難。自動車部品メーカー、保険会社に注目しているが、タイミングは難しい。

・マーク・ファーバー氏:マーク・ファーバーLtd社長

世界経済は減速、量的緩和は今後も繰り返されると予想するが、すぐにではない。世界は二重経済構造になっている。株式と貴金属を含むコモデティー市場は今後3-6ヶ月で10-30%下落。日本株には引き続き強気。金も保険と思えば保有すべき。中東とパキスタンでの紛争勃発を予想。

・マリオ・ガベリ氏:ガベリ・アセット・マネジメント会長

 目先は10%程度の株価調整はあり得るが、日本の回復が世界経済に寄与、現行の金利水準が続けば株価はまだ割安。今年5~10%上昇できないという理由はない。

・アビー・コーエン氏:ゴールドマン・サックス証券 ストラテジスト

 日本の震災とアラブの民衆蜂起は想定外。日本の災害はサプライチェーンの途絶の原因となり、中東の混乱は潜在的にエネルギー供給の途絶とエネルギー価格の上昇を引き起こす可能性がある。下期の景気減速を見込むものの、株式を含む経済成長に関連する資産が債券をアウトパフォームする。

 

さて皆さんのシナリオはいかがでしょうか?ブレない座標軸を確立させるための訓練も兼ねて、是非ご自身なりのシナリオを描いてみましょう!

 

2.AOIA講演会、セミナーのご案内

第4回AOIA講演会 速報

「J REIT 現状と今後の見通し ~震災後の日本の不動産市場の展望~(仮題)」

日時:2011年7月21日 木曜日 19:00-21:00

場所:泉ガーデンカンファレンスセンター

会費:6,000円(会員 4,000円)

定員:30名

 

今回の講師は、新聞、雑誌、テレビ等でもご活躍、J REITの第一人者でいらっしゃいます、あの石澤 卓志氏をお招きしまして

・世界のREIT市場との比較でJ-REITの特徴

・震災による国内不動産市場への影響

・国内外投資家動向を踏まえた今後の市場見通し

等についてお話いただきます。

 

石澤 卓志 (いしざわ たかし)

みずほ証券 チーフ不動産アナリスト

1981年慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、日本長期信用銀行入行。長銀総合研究所を経て、1998年12月より第一勧銀総合研究所・上席主任研究員、2001年4月より現職。

一貫して不動産市場の調査に携わり、国土交通省・社会資本整備審議会の委員をはじめ、自治体、経団連などの委員や専門委員、国連開発機構技術顧問、上海国際金融学院客員教授などを歴任。『東京問題の経済学』(1995年2月、東京大学出版会、

日本不動産学会著作賞受賞) 『不動産活用総合事業プラン集』(2000年6月、総合ユニコム)など、著書・共著も多数

 

今回も既に多数のお問い合わせ、お申し込みをいただいており、ありがとうございます。お席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。

 

○株式会社ミッションコーチング主催 マネーサクセスセミナー

前回は、震災日翌日の開催でしたが、余震の続く中、予想外の多数のご出席をいただきました。

また、ご出席いただけなかった方々からも、次回是非とのご要望を受け、6月25日土曜日夕方より開催予定です。

詳細はコチラ↓!

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=37

 

ご出席いただきました皆様には、漏れなく60分間無料相談クーポン券を差し上げます。

既に多数のお申し込みいただきありがとうございます。お席に限りがございますので、お早目のお申し込みをお願いいたします。

 

○スクールコース

ランケンの投資に勝つための経済英語(基礎コース、アドバンスコース)

http://www.aoia.co.jp/PDF/lanken.pdf

第4回目まで終了。回を重ねるごとに参加される方が増えてきており、ご出席いただいた方々からは、ランケンさんの解説はとてもわかりやすい、と大変な好評をいただいております。

原則月二回、3カ月間のコースです。次回は7月2日、第一ラウンド最終授業です。

このコースは投資のための経済の基本と、それを英語で理解する能力を付ける事を目的とします。英語の比率は徐々に高めていきます。

ゴールは、英語で海外の情報を読み、経済の理解をきちんと理解できるようになる事です。これにより、今、世界で何が起きているかを自分で把握して、今後どうなるかを都度考え見直す事が出来るようになる事を目指します。

 

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=42

http://www.aoia.co.jp/seminar/

 

また、多数のご要望にお答えすべく、ライブ配信や、DVD化も予定しております。詳細はお問い合わせください。

、シリーズ第二弾、従来の基礎コースに加え市場コースがいよいよ8月より始まります。基礎コースも平行開催予定ですので、カリキュラムはHPにてご確認ください。

 

○海外速習ゼミ

おかげさまで4月開催ゼミは大変ご好評をいただきました。ご要望にお答えし、第二弾を開催いたします。

詳細はコチラ↓!

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=36
 

 

  • 当面の海外視察予定

 

香港: 6月19日-22日(確定)

7月10日-13日(確定)

8月7日-10日(仮)

 

ベトナム・シンガポール:8月12日-16日で手配中

 

スイス、マン島、ロンドン:9月初旬で手配中

 

その他、LA、タイ、バヌアツ、スリランカ、カンボジア等もスケジュール調整中です。

詳細はお問い合わせください。

 

実は今香港のホテルで最終部分を書いています。(予定より3日遅れ^^;;、出発前に配信済みの予定だったのですが。。。) 気温32度、湿度90%!ハワイと対照的な気候ですが、いかにも香港らしい熱気の一つの象徴でもあります。

NHKからはN響、ズービン・メータのベートーベン第9最終楽章が流れています。演奏されたのは4月10日、震災のちょうど1カ月後。なんと力強い響き!指揮者、ソリスト、合唱団、オーケストラ、観客、舞台裏の面々、全ての人々の強い思いが一つになった、まさに「神!」の演奏。大きな感動を覚えると同時に、体の底から湧きあがる、熱いエネルギーを感じました。終演後のスタンディングオベーションは、ステージから全員が退出した後も続いたそうです。私も何度も第九を歌いましたが、今年の第9は特別だと思います。

音楽は素晴らしい!中でも人の声が奏でる歌は、希望と勇気を与えてくれます。娘はカミサンと喧嘩すると、風呂場にこもってKARAを絶唱し、ケロッとして精神のバランスを保っているようですし、カミサンも所属合唱団の定演に向けて、ABBAのメドレーを鏡の前で踊りながら歌って、諸々のストレスとの折り合いをつけているようです^^。

私もしばらく多忙にかまけて歌から遠ざかっていましたが、今年の年末はなんとかステージに復帰したいと強く思いました。

 

 

次回は7月1日新月の夜にお届けする予定です。お楽しみに!

 

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AOIA 株式会社

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代表取締役

国際フィナンシャルコンサルタント、海外投資アドバイザー

中田 裕

 

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