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オフショア・アカデミー通信VOL14

  • 投稿日:2011年3月25日

 

オフショア・アカデミー通信VOL14

松島や ああ松島や 松島や」(東北関東大震災(3/11 14:46、M9.0)

2011年3月24日

 

このたび発生した東日本巨大地震におきまして、対象被災地域にお住まいの皆さまならびにご関係の皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。皆様の安全と、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

東京都心部におきましても、断続的な余震が続き、いまだ計画停電や公共交通網の乱れなどにより、平時とは程遠い生活上の不都合を強いられておりますが、海外からも賛美される日本人の賢明さ、辛抱強さを同じ一人の国民として誇りに思います。

原発動向、被災地の救援・復興状況を鑑みますと、自然体を取り戻すには相当な時間を要するものと思われ、今後さまざまな形で第二次、三次の被災が顕在化してくるでしょう。日ごろの「備え」の大切さと限界を強く考えさせられる今日このごろです。

もちろん、今後の投資行動においても同様に、つとめて冷静な判断と対応を心がけたいものです。

 

主な内容

1.今後の市場動向を考える

2.AOIA講演会、セミナーのご案内

3.当面の海外視察スケジュール

 

1.今後の市場動向を考える

さて、震災後の市場は大きく変動いたしました。日経平均株価は、2日連続で大きく下げ、一時は8000円台をつけ、その後徐々にですが、値を戻しているものの、地震前の水準から約12%の下落。震災もさることながら、原発のリスクも大きく取りざたされ、日本経済へのダメージの大きさが、株価へも影響していると言えます。

そんな悲観的ムードが漂う中、米国の投資専門情報誌BARRON’Sは

「日本株は買い好機- 不屈の精神で経済と株式市場を回復」

というタイトルで,

現在の日本株水準は割安。来年以降の復興需要は大きく、現在の株価水準は投資妙味大!

として、大手ファンド会社や金融機関が日本株を買い増しした動向を報じ、今後有望な個別銘柄を掲載しています。ただ、原発の動向には引き続き大きな関心を寄せているようです。

アメリカの株価は,週明けに一旦急落後上昇に転じ、あっさりと震災前の水準を回復。基調の強さを再確認させられました。

中国株式も、昨年後半からの金融引き締め政策やインフレ懸念による調整局面が一巡し、上海総合指数では3,000回復目前となってまいりました。

 

一方、大幅に高くなったのが、「円」です。

何と、1995年4月に付けた最高値「79円75銭」をあっさり抜き去り、一時海外では「76円25銭」まで値を飛ばしました。

国内個人の立場からすれば、この緊急時において、これまで保持してきた円売り・外貨買いポジションを一旦手仕舞っておきたいと考えるのは当然でしょう。

また、本邦機関投資家(生保、損保など)を中心とするリバトリがこれから大がかりに起きるのではないか、グローバル投資家がリスク回避志向を一段と強めることで円買い圧力が強まるのではないか、などといった連想から「しばらくは円高に傾きやすい?」との思いが頭をよぎるのも無理はありません。

ただ、少し冷静に考えますと、本邦機関投資家はもともと十分な為替ヘッジを行っているため、リパトリに伴う円高圧力はある程度限られるものと思われますし、良かれ悪しかれ、グローバル投資家のリスク回避志向が日本における巨大地震の発生のみを材料にいつまでも強まり続けるとも思えません。

マーケットは“先読み”をしますので、その予測に、実体経済をはるかに上回る「投機マネー」が一斉に動いたというのが、実態ではないかと思います。

こうした急激な市場の動きを受け、先週18日主要中銀がG7合意に基づき円売り協調介入実施。G7が協調介入を実施したのは、誕生したばかりのユーロ支援に回った2000年以来10年半ぶり。円高歯止めに一定の効果をあげました。

さて重要なのはこの協調介入。過去G7の協調介入は5回ありました。

  • 1985年9月プラザ合意(ドル高修正)、
  • 1987年2月のルーブル合意(過度のドル安是正)、
  • 1995年8月の円高阻止、
  • 1998年6月の円安是正、
  • 2000年9月のユーロ安阻止、

いずれも協調介入は為替の長期トレンドの転換点となっています。今回も、介入が

・ファンダメンタルズに合致していること(日本が更なる金融緩和を迫られているのに対して、米国や欧州は金融緩和政策の出口が検討され始めている)、

・米国の利益に合致している可能性があること(デフレ対策が終わり、対外投資に政策重点がシフトする時期に入ること)、

の2点から、長期円高トレンドの終着点となる可能性が強いと思われます。

円投機を抑制し、日本から世界に資金を還流させることは、世界デフレへの悪循環を断ち切るうえで決定的に重要です。仮に日本が為替介入で30兆円、3500億ドルの米国国債を購入すれば、FRBのQE2(追加金融緩和策)の継続性、有効性を大きく支えるものになります。円高阻止の国際協調の構築は日本のエゴではなく世界の利益なのです。今後は、押し上げ介入をやってくるのか否かを見極める必要がありますが、遅かれ早かれ大きなトレンドが変わったと見ます。

 

通信開始以来一貫して申し上げてきましたように、われわれが目指しているのは短期の投機ではなく、ライプランに基づいた長期の国際分散投資であります。「想定外」の事態にも動じない、着実にゴールに向かって歩み続けるポートフォリオ運用の重要性を改めて確信いたしました。

国に頼らず、人に頼らず、自らの「ぶれない座標軸」をしっかりともって経済的な自立を獲得し、自らの手で、自分や家族の将来、さらには我らが国日本の将来を輝かしいものにしていきたいと強く感じるところであります。

 

2.AOIA講演会、セミナーのご案内

○講演会

******緊急告知!緊迫する中東情勢*****

*****リビア情勢緊迫で注目*****


前回延期させていただきました講演会ですが、4月7日木曜日に開催が決定いたしました。TVや各メディアに多数出演し、多忙なスケジュールの中、畑中美樹氏に講演頂きます。
 「エジプト・ムバラク政権崩壊、リビア情勢緊迫のインパクト!」
 ◆中東情勢の真相を探る◆
エジプト、ムバラク政権崩壊の背景と真相
周辺アラブ諸国・中東地域への波紋、影響
◆世界経済への影響◆
石油価格・世界経済に与える影響・今後の展望

 

現中東情勢が与える世界経済への影響を、中東関連の著書を多く出版されており、中東・北アフリカ地域で豊富な人的ネットワークを有する畑中 美樹 氏にご登場いただきます。NHKのNC9でも最近頻繁にコメンテーターを勤めておら、報道ステーション、日経新聞にも登場されている、まさに北アフリカ・中東情勢の専門家です。

日時:2011年4月7日(木曜日)
19:00開演(会場は18:30)
場所:東京都港区六本木1丁目泉ガーデンタワーカンファレンスセンター
会費:5,000円

詳細・お申し込みはこちらから!

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=12

 

○セミナー

海外投資速習ゼミ 

この1日で海外に対する考え方を変え、もっと身近に海外を活用することができ、即実践することが可能になります。
  
  入門コース(午前中)、会費 5,000円と
  1日コース(9時-19時) 会費 150,000円(AOIA勉強会開校特別記念価格)
  (ホテルオークラランチ、セミナー後懇親会及びAOIA特別会員1年12万6千円、ライフナビシステムライセンス1年11万円、同サポート1年の特典付き)
  1日コースは先着順定員5名です。


日時:2011年4月2日、(土曜日)、4月17日(日曜日)
9:00開講(会場は8:30)-19:00
場所:東京都港区六本木1丁目泉ガーデンタワーカンファレンスセンター
会場は、入門コース:泉ガーデンカンファレンスセンターROOM5、午後の速習セッションは弊社オフィスの予定です。

 

詳細お申し込みはこちら↓!

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=14

 

 

○スクールコース

ランケンの投資に勝つための経済英語(基礎コース、アドバンスコース)

原則月二回、3カ月間のコースです。

このコースは投資のための経済の基本と、それを英語で理解する能力を付ける事を目的とします。英語の比率は徐々に高めていきます。

本コースのゴールは、英語で海外の情報を読み、経済の理解をきちんと理解できるようになる事です。これにより、今、世界で何が起きているかを自分で把握して、今後どうなるかを都度考え見直す事が出来るようになる事を目指します。

アドバンスコースは、人数を5名迄に限定し、よりマンツーマンに近い形で基礎コースを習得していただき、加えて、海外ヘッジファンドのFactsheet、プレゼンテーション資料の見方、ポイント等につき私が直接解説しいたします。

詳細はコチラ↓!

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=20
                       

  • 当面の海外視察予定

香港:4月10日-13日

  5月8日-11日

6月5日-7日

エストニア:5月16日-20日

ロスアンゼルス:4月25-28日

タイ、カンボジア:6月7-12日

シンガポール、スリランカ:7月3日-10日

 

詳細はお問い合わせください。

 

今週半ばあたりから、少しずつ首都圏では人が戻りつつあるような感じがいたしますが、夜の繁華街は不気味なくらいに真っ暗。都心でも夜空の星がきれいに見えるのには驚きです。夜の街に活気がないのは止むを得ませんが、普段の明るさを思うと、如何に無駄な電気を浪費していたかを改めて思い知らされます。豊かさの一面は無駄遣いをすることでもあるのですね。今回得た多くの教訓は、喉もと過ぎてもしかと胸にとどめ、実践を通じて活かしていかなければと痛切に思います。

 

さて今週満月の20日、私とカミサンは香港へ、娘は学校の授業でハワイ島へそれぞれ旅立ちました。もともとこの通信は、家内より一足先に現地入りして香港からお届けする予定だったのですが、NHKの報道やCNNの報道に釘付けになり、また疲れがどっと出たのか、思考能力停止状態がしばらく続き、結局大幅に予定より遅れての執筆となってしまいました。申し訳ございません。

カミサンにとっては10年ぶりの香港。短い期間でしたが十分リフレッシュできたようです。私はといえば、依頼されていた日本で不足気味の懐中電灯や乾電池、ナッツや中国茶、日本製の保存食料品などを買い込み、ただ財布を手に持って、散歩に連れられた犬のごとくひたすら主の後ろを付いて歩いただけなのですが、携帯電話の機能にある万歩計はなんと連日2万歩を突破!

大変いい運動にはなりました^^。

もうすぐ4月。桜前線もいよいよ北上間近!前向きに出来る事から始めていこうと思います。

 

次回は4月3日新月の夜にお届けする予定です。お楽しみに!

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AOIA 株式会社

Asia Offshore Investment Academy Co., Ltd.

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TEL:03-6273-3860

FAX:03-5777-6112

代表取締役

国際フィナンシャルコンサルタント、海外投資アドバイザー

中田 裕

 

 

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