人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

小説の楽しみ

  • 投稿日:2010年3月14日

しばらくサボっていましたが、結構力作ぞろいだと思います。

○唯川 恵  『セシルのもくろみ』 光文社

タイトルを見た瞬間、サガンだとピンときました。そしてきっと「怖い」ストーリーなんだろうなと。

読者モデルになった日を境に、主人公の日常が大きく変化していきます。さすが唯川さん!キレのある文体も魅力です。

○東野 圭吾 「カッコウの卵は誰のもの」 光文社

突然ですが私のカミサンは「カッコ」と呼ばれています。。。だから何?と言われそうですが^^

この人の作品は、娘にも読ませられる節度あるストーリー設定というところも大きな魅力だと思います。

また、映画化されるのかな?

○白石 一文 「ほかならぬ人へ」 祥伝社 

142回直木賞受賞作。内容的には芥川賞でも行けるのではないかと思うような、純愛を問うテーマ。

受賞作は男性が主人公。所謂お坊ちゃんの恋愛観。個人的には対をなすもう一作「かけがえのない人」の女性主人公に、背筋の寒さを覚えつつも、大変興味深く読ませていただきました、はい。

○楊 逸 「すき・やき」 新潮社

「すみません。はいどうぞ。シツレイしました。カシコリました!」

思わずニヤリ。十九歳の中国人留学生の純朴な目にうつる現代ニッポンの人間模様と日中韓の若者の姿。実に温かい作品。同時に、さまざまな日本人の描写が「ひやり」とさせるほど鋭い。

○ 伊坂 幸太郎 「SOSの猿」 中央公論新社

直木賞受賞後、明らかに作風が変わってきているように感じるのは私だけではないでしょう。「死神の精度」、「ゴールデンスランバー」のような読後感からは程遠いのが正直な感想です。

○ 手嶋 龍一 「スギハラ・ダラー」 新潮社

前作「ウルトラ・ダラー」を凌ぐ快作!是非お目にかかってお話を伺ってみたい作家の双璧。ちなみにもうお人方は、橘さんであります。

ユダヤ-杉原千畝-9.11-リーマンショック。小説だからこそ見えてくる真実があるのではないでしょうか。超お勧め!


 


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