人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

株高のからくり

  • 投稿日:2009年11月10日

引き続き年末に向けての株価調整を予想しておりますが、足元の株価は堅調維持。中国が支えている部分もあるのですが、実はヘッジファンドの動きが大きな要因の一つになっているようです。

ほとんどのファンドは11月、12月に決算を迎えます。去年もリーマンショックで急落後、年末に向けては一旦株価は戻りました。ヘッジファンドの収益は、基本的には成果報酬です。年間の目標リターンを上回った場合、超過分の一定割合が成功報酬としてファンド会社の手数料となるわけです。ハイウォーターマーク*というルールを適用しているファンドも多いです。ヘッジファンドウォッチャーのなかには、今の水準から1割程度株価が上昇すると、ハイウォーターマークが適用される水準となるので、年末に向け材料の好悪にかかわらずもう一段高があると予想する専門家もいます。

まぁ上がる分にはいいじゃないですか、その先が分かっていれば、ここから買わなきゃいいだけということです。株価が上がっても、売らなきゃ利益は確定できません。下げ渋る時間が長くなるほど、その後の谷は深くなってしまいます。でも、これが相場っちゅうやつですわ、旦那!

<今日の言葉1>

ハイウォーターマーク*:ハイウォーター・マークとは、信託報酬のひとつである「成功報酬」を算出するための基準となる価額のことで、投資信託の設定時に条件や計算方法が決められます。
成功報酬をとる投資信託で使われることがあり、この報酬形態をハイウォーター・マーク方式といいます。投資信託の値段である基準価額がハイウォーター・マークを上回った場合に、信託財産から成功報酬が差し引かれます。
報酬額は、「ハイウォーター・マークより上回った基準価額に対して何%」といった形で出来高制が採用されています。

 


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