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今回のFOMC声明文について

  • 投稿日:2009年8月13日

 

・景況判断は一段と前向きになり、経済活動が「縮小ペースの鈍化」から「横ばい」に移行しつつあるとの見方が示された。金融市場環境の一段の改善にも言及。個人消費や設備投資についてはなお慎重だが、企業の在庫調整の進捗に関する表現も前回の推測(「進展したようだappear to be making progress」)から断定(「進展しつつあるare making progress」)に変更された。

 

・物価に関する表現には変化なし。

 

・金融政策については、国債買い取り策からの「出口」が明確に示された。3000億ドルの買い取り枠は維持されたが、「市場の円滑な移行を進めるため」買い取りペースを減速させ、10月末までの完了を目指すという。買い取り枠の残りは470億ドル程度のため、これを10月末までの間に配分すると、現在の毎週100億ドルの約半分の毎週4050億ドルといったペースが今は見込まれる。エージェンシー債、MBSについては表現の変更はなかったが、国債と同様に現行の枠が使い切られた時点で終了となる公算が大きくなったと思われる。

 

 

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4月の会合以降に入手された情報は、経済の縮小ペースが鈍化しつつあることを示唆している。金融市場の環境は総じて最近数ヵ月間で改善した。家計支出は一段の安定化の兆しをみせてきたが、継続中の雇用喪失、住宅の富の減少、そしてタイトな信用により引き続き抑制されている。企業は設備投資と人員を削減しつつあるが、在庫を売上高により見合った状態にする点では進展したようだ。経済見通しはしばらく弱いままにとどまる公算が大きいが、委員会は金融市場と金融機関を安定化させるための政策措置、財政・金融刺激策、さらに市場の力が、物価安定の下で、持続的な経済成長への緩やかな回帰に寄与すると引き続き予想している。

6月の会合以降に入手された情報は、経済活動が横ばいとなりつつあることを示唆している。金融市場の環境は一段と最近数週間で改善した。家計支出は引き続き安定化の兆しをみせてきたが、継続中の雇用喪失、所得の伸び悩み、住宅の富の減少、そしてタイトな信用により引き続き抑制されている。企業は依然として設備投資と人員を削減しつつあるが、在庫を売上高により見合った状態にする点では進展しつつある。経済見通しはしばらく弱いままにとどまる公算が大きいが、委員会は金融市場と金融機関を安定化させるための政策措置、財政・金融刺激策、さらに市場の力が、物価安定の下で、持続的な経済成長への緩やかな回帰に寄与すると引き続き予想している。

エネルギーや他の商品の価格は足元で上昇してきた。しかし、大幅な余剰資源はコスト圧力を抑える公算が大きく、委員会はインフレがしばらく抑制されたままにとどまると予想している。

エネルギーや他の商品の価格は足元で上昇してきた。しかし、大幅な余剰資源はコスト圧力を抑える公算が大きく、委員会はインフレがしばらく抑制されたままにとどまると予想している。

こうした状況下、連邦準備は景気回復と物価安定の確保を促進するため、全ての可能な手段を用いるだろう。委員会はFFレート誘導レンジを00.25%に維持し、経済状況が長期にわたりFFレートの異例の低水準を正当化する公算が大きいと引き続き予想している。以前に発表したとおり、モーゲージ貸出と住宅市場を一段と支援し、民間クレジット市場の全般的な状況を改善させるため、連邦準備は年末までにエージェンシー・モーゲージ担保証券を最大1.25兆ドル、エージェンシー債を最大2000億ドル購入する。加えて、連邦準備は財務省証券を秋までに最大3000億ドル購入する。委員会は変化する経済見通しと金融市場の環境に照らして、証券の購入の時期と総額を引き続き評価していく。連邦準備はバランスシートの規模と構成を監視しており、妥当とみられれば信用および流動性プログラムの調整を行うだろう。

こうした状況下、連邦準備は景気回復と物価安定の確保を促進するため、全ての可能な手段を用いるだろう。委員会はFFレート誘導レンジを00.25%に維持し、経済状況が長期にわたりFFレートの異例の低水準を正当化する公算が大きいと引き続き予想している。以前に発表したとおり、モーゲージ貸出と住宅市場を一段と支援し、民間クレジット市場の全般的な状況を改善させるため、連邦準備は年末までにエージェンシー・モーゲージ担保証券を最大1.25兆ドル、エージェンシー債を最大2000億ドル購入する。加えて、連邦準備は財務省証券を秋までに最大3000億ドル購入する過程にあるこうした財務省証券の購入の完了に伴う市場の円滑な移行を進めるため、委員会はこうした取引のペースを徐々に減速させることを決定し、10月末までに全額が購入されると予想している。委員会は変化する経済見通しと金融市場の環境に照らして、証券の購入の時期と総額を引き続き評価していく。連邦準備はバランスシートの規模と構成を監視しており、妥当とみられれば信用および流動性プログラムの調整を行うだろう。

情報提供:バークレーズキャピタル証券株式会社 


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