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日本株投資で成功しやすいシンプルな方法とは?

  • 投稿日:2014年9月3日

 

今回は、皆さんも気になっている「日本株投資に成功しやすいシンプルな方法とは?」について、ご一緒に考えてみましょう。言われてみれば確かにその通りなのです。

 

株式相場が上がると株を買いたくなって、下がれば売りたくなる――。私も含めて個人投資家が陥りがちな心理だが、長期保有を前提にした投資では、そんな気持ちをぐっとこらえるのが肝心だ。多くの長期投資の成功者は、市場が悲観ムードに覆われている時に淡々と株式を買い集め、世の中が先高期待の熱に浮かれている時に、ひっそりと売っている。

 

半年、1年ごとに成果を問われるプロの投資家と違い、時間の制約がない個人投資家は、本来ならば買い時や売り時をじっくり待てるはず。個人の最大の強みである「時間」を上手に活用しつつ、株価が下がったときこそチャンスと考えられるかどうかが、長期投資の成否の分かれ目になる。

 

 言い換えれば、「日本経済の今後も含めて将来に対して楽観的で、5~10年単位の長期戦に向いている人は、意外と株式投資に向いている」と言えそうなのです。

 

株高の後に毎回のように急増する退職金投資家のその後は・・・・??

 「多くの個人は株式相場に振り回されている」。フィデリティ退職・投資教育研究所の野尻哲史所長は指摘する。同研究所が実施した退職金に関する調査によると、退職金で株式投資をする人は、株式相場が大きく上昇した年の翌年に増え、株価が下がった次の年には減少していたという。

これはつまり、「上げ相場に乗り遅れて、下げ相場の直撃を受けて夢破れて撤退した人」が、多いとも言えそうです。

 

りそな銀行への公的資金投入をきっかけに株価が急反転した2003年や、小泉政権の構造改革相場に沸いた05年が典型で、「退職金投資家」はその翌年に急増していた。このパターンに当てはめれば、日経平均株価が6割近く上昇した昨年の相場をみて、今年、退職金で株式投資を始めた人も多そうだ。

 

 現実の株式相場は期待通りには動いてくれない。実際、大多数の人が上げ相場を好んでいるはずなのに、順調な上げ相場の時期は、意外と短い。例えば06年に株式投資を始めた人は、その後、07年(日経平均の年間騰落率はマイナス11%)、08年(同マイナス42%)と2年連続の下げ相場に見舞われた。足元の株高にあおられて投資を始め、高値づかみになってしまうケースは少なくないのが現状だ。

 

 「株式に長期投資するなら不況のときだけ買うべきだ」。龍谷大学教授の竹中正治氏はそう主張する。日本の株価は過去10年間概ね、景気の波と連動しながら上げ下げを繰り返す。少し待たされる事もあるが、その後はよりはっきりと景気の動向に合わせて、日本の株価はより激しく上下しやすい。

 それならば、「相場が下がって十分安い時に買い、高値圏が近づいてきたと思った時に売ればいい」という。「安く買って高く売るのが投資で利益を得る基本パターン」である以上、その通りだろう。私がAOIA会員の方たちにも提案している「価格が上下しやすい(米)REITは安くなってから買った方が有利」というプランと、実は根本的な考え方は同じだ。

 

竹中氏の場合、「不況時の株式買い」と「好況時の株式売り」、その間の「投資中断」を6~8年程度のサイクルで繰り返すという何とも気長な投資で、評価損益が水面下に沈んだままの我慢の期間も結構長い。根底にあるのは「上昇相場も下落相場も永遠に続くことはなく、長期でみれば資産価格は必ず平均的な状態に回帰する」という考え方だ。だから、短期的な株価の変動に一喜一憂する必要はないという。シンプル(単純)だが、簡単とは言い切れない方法だ。

 

では、経済の専門家でもない普通の人は、どのように景気の好不況を判断すればいいのだろう。竹中氏は2つの方法を挙げる。

 1つは内閣府の景気動向指数のうち、景気の山谷を示すCI一致指数の方向で判断する方法だ。一致指数が下げ続けてきたら買いの準備を、上げ続けてきたら売りの準備をする。同指数は株価の遅行指標だが、「長期投資なら慌てずゆっくり反応していい」という。

2つめが四半期ごとに日本経済新聞に載る「業界天気図」を利用する方法で、「雨」の業界が増えているのか、「晴れ」の業界が増えているのかを見る。

 

 好不況の判断以上に大切な事は、近視眼的な思考で株価の水準を判断しがちな、心理的バイアス(アンカーリング効果)の克服だろう。例えば、日経平均が8000円台で低迷する時期が長く続くと、多くの人は1万円がとても高く感じてしまう。すると、せっかく8000円台で投資できても、1万円の大台に乗ったとたんに喜んで売ってしまい、その後の上昇相場は指をくわえて眺めるしかなくなってしまう。これでは精神的に余裕がなく、『利食い売り(利益確定のための売却)』を価格上昇の初期に行ってしまい、中途半端な利益の終わる事になる。

 

 そんな心理的バイアスをコントロールするには、「10年、20年の株価チャートを見て、大きな流れの中で株価の水準を判断するのが有効」だろう。あるいは、「5~10%程度の価格の急落がなく、良いニュースが続き株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)などの指標面でも割高でなければ、とりあえず持っておこう。もっと良さそうな銘柄が見つかったら、売却してそのお金で買い直そう。」といった、おおらかな考え方も、有効かもしれない。実は私の心得なのだが。

 

 株価の指標面からの割安度。例えば株価収益率(PER)の10倍割れや株価純資産倍率(PBR)の0.8~1倍割れなど、企業の実力から見て十分に割安かどうかをみる。そして最後が自己資本比率などから、不況期でも潰れる心配のない会社を選ぶと良いだろう。業績に勢いがあり短期売買の可能性もあれば、もちろん株価収益率(PER)は15倍以上でも良いだろう。

 いずれにせよ持続的に株価が大幅に上昇する大相場は10年に1回程度なので、焦らずこつこつ進めて行くと良いだろう。

 増収増益で増収以上に増益な利益率上昇企業、業界シェアトップ企業、円安で利益増加が本当に見込める企業、値上げしても業績が落ちない企業は、基本的にはかなり今後の業績も有望だ。実はこれは、皆さんの会社の有望な営業先ではないだろうか?

 

不況期に株を買い続ける逆張り投資家の特徴は、概ね以下の通りだ。

(1)   基本的にはかなり楽観的な性格。市場がどんなに悲観一色の時でも、日本経済が破綻するなどとは考えない。

   だからお先真っ暗のような時に「これはお買い得♪」と買い向かえる。

   違和感があれば、むしろ外国の株や債券、REIT(不動産投資信託)や投信辺りを買うべき。

(2)冷静。悲観の時期も楽観の時期も永遠には続かないと考えて、あまりムードに流されない。

(3)辛抱強い。投資のチャンスは数年に1度と割り切って、「休むも相場」をしっかり実行できる。

(4)株価の大底を買おうとしない。「大底なんて誰も分からない」と思っている。

  十分に株価が安くなってきたと判断したら、慎重に、少しずつ何回かに分けて買い下げる(安くなるたびに買い続ける)。

(5)株価の天井も予想しない。上昇相場でも何回かに分けて保有株を売却して、利益を積み増していく。

 

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今回は、以上になります。日本株の個別銘柄の売買もしている、AOIAフェローのDataと小勝負からでした。

 

【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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