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2014年6月9日(月) 米国の株価と雇用の真相と、米国株で意外と期待できそうな業種とは?

  • 投稿日:2014年6月9日

こんにちは、AOIAフェローのDataと小勝負です。

今回は、あなたも気になっている「米国の株価と雇用は本当に好調か?」と、「何か魅力的な米国株の選び方はないか?」について、ご一緒に確認してみましょう。

本ブログは、今週公開予定のAOIA会員向けニュースレター「週刊先読みダイジェスト第39号」の一部を、再編集したものです。

2014年6月9日(月) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

現在の米国株の好調の一因は、低金利だとされています。

主な理由は二つあります。

まずは単純に、上場企業の利払い負担が減って利益が増えるので、勝手に人気銘柄化する。

次に、金融機関にお金を預けても債券を買ってもあまり利回りを期待できないお金が、なだれ込む。

米国の低金利の注目すべき主な要因は2つです。

まずは米国債の発行額自体の大幅な減少。「米財政赤字の急減で、今年の純発行額は昨年より約6割も減った」とドイツ銀行は分析。これが量的緩和縮小の影響を相殺しています。

次に米経済の需給ギャップ(需要不足)です。

雇用や消費は期待ほど勢いが出ず、今年の実質成長率は昨年と大きくは変わらない見通しです。物価が上昇しにくく、FRBの目標の年2%を下回り続けます。

では、先週の米国の株価は、どの様な状況でしょうか?

実は奇妙な事に、売買量が減少しているのに、株価は上昇を続けているのです。

米株式市場ではダウ工業株30種平均や機関投資家の多くが指標とするS&P500種株価指数がそろって過去最高値を更新した。

JPモルガン・チェースのマイケル・フェローリ氏は雇用統計のバランス良い改善を評価する。

非農業部門の雇用者数は前月から21万人余り増え、雇用安定の目安(20万人増)を4カ月続けて突破。

失業率も6.3%となり、一気に0.4ポイント改善した4月と横ばいだった。

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が関心を寄せる細かなデータも総じて上向いた。

ほぼ半年(27週)以上職に就けない長期失業者の比率は1年前の37.4%から34.6%に低下。

労働参加率の低下に歯止めがかり、不本意な非正規での就労等を加えた「広義の失業率」も低下。

今回の統計が重みを持つのは節目を超えた為だ。

非農業部門の雇用者は1億3846万人と、リーマン・ショック前のピークをほぼ6年半ぶりに上回った。

リーマン・ショック後の景気後退で職を失った人は累計860万人余りに達したが、その失われた雇用が回復した格好だ。

雇用が改善する一方、企業業績も強気な見方が増えている。

調査会社トムソン・ロイターが6日集計したアナリストの予想によると、米主要500社の増益率は第1四半期の前年比5.5%から第2四半期(6.8%)、第3四半期(11.0%)と、期を追うごとに拡大する。

市場では急ピッチな株高に短期的な過熱感を警戒する声があるのは事実だ。

ウクライナ情勢やユーロ圏景気の先行きにも不透明感が残る。

実際、株価上昇のわりに取引が細っており、5月のニューヨーク証券取引所の売買高は前年同月を1割強下回った。

証券会社ナショナル・セキュリティーズのドナルド・セルキン氏は「ダウ平均が1万7000ドルに差し掛かれば利食い売りが増えるが、市場の視線は上を向き続けるだろう」と話す。

低賃金の不安定な仕事が多いとはいえ、雇用数回復は、なかなかの朗報です。

直近の各種経済指標も、持ち家と輸出関係以外は好調なものが割と多く、米景気失速リスクは、低下中です。

その一方でただでさえ足りない株式売買量が、夏場には各種取引業者の幹部が例年夏休みという事もあり、さらに減りがちです。

本当の仕込み時は、緩やかな上昇相場の間の弱気相場が想定される、夏ごろかもしれません。

米REITのそうですが、焦らずにじっくりと育てていくと良いでしょう。

チャンスでもチャレンジでもあるので、いまから少し気になっています。

なお、多くの米企業にとっては、賃金乗用と金利上昇は、利益減少につながります。

現在の微妙なバランスが崩れた時の米国株と米REITの1割前後の急落の可能性は、一応意識するべきでしょう。

これまで相場の重荷だったハイテク株も持ち直しつつあり、株高の裾野が広がってきた。

ダウ平均の6日終値は前日比88ドル17セント(0.5%)高い1万6924ドル28セント。

ダウ平均は週間では約200ドル高となり、3週連続で100ドル以上の上げ幅を記録した。

投資家が運用の指標とするS&P500種株価指数も上昇し、3日連続で最高値を更新した。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は6日、前日比25.172ポイント(0.6%)高い4321.399で取引を終え、3月5日に付けた今年の最高値(4357)に迫ってきた。

足元ではECBが追加緩和に動いたほか、米国では政策金利が歴史的にみて低い水準にとどまるとの見方が広がりつつあり、(人気過熱で株価が売上や利益の割には急上昇しやすい)モメンタム株への投資が戻りつつある。

市場参加者の景況感が改善しつつあることも、業績が景気動向の影響を受けやすいモメンタム株にはプラスだ。

著名ヘッジファンドによる強気発言が伝わった事も、モメンタム株への買いを誘う要因となった。

『米景気は4月からは「かなり良好な状態」』と考える人も、増加中です。

5月の新車販売台数は前年同月比11.4%増と、5月としては10年ぶりに160万台を超えました。

住宅市場の伸びの鈍化は気がかりなものの、消費や投資は堅調で、3%成長は可能との予想が主流です。

そこで気になる業種は、何だと思いますか?以下の記述は、2014 年 5月27日(火)時点のニュースを基に作成しています。

輸送株セクター指数は最高値更新♪

輸送株指数は最高値を更新

輸送株は、景気の影響を最も受けやすいセクターの1つである。

米国経済が成長している時、列車やトラックには荷物が満載で、飛行機の旅客数は増加する。

ダウ輸送株平均は3カ月で9.3%上昇しており、先週金曜には過去最高値を更新した。

終値での高値更新は今年に入って14回目だ。

あまりに絶好調過ぎて不安になるという見方もある。

2000年3月以降、S&P500輸送株指数の上昇率は年11%であり、S&P500指数の4.1%の倍以上のリターンとなっている。

輸送量以外にも好材料

しかし、輸送セクターは米国の経済成長頼みだけではない。

鉄道は石油を輸送する数少ない手段の1つであり、シェール革命はユニオン・パシフィックやカナディアン・パシフィク・レールウェイ(CP)といった鉄道会社に恩恵をもたらしている。

遅れているキーストーンXLパイプライン計画が早々に進展する見込みもない。

また、安価な天然ガスでトラック会社はコスト削減を実現している。

航空会社に至っては、UBSは以前、「航空株はリスクが高い」との警告を発していたが、今では状況が大きく変わっている。

業界再編により、デルタ航空、アメリカン航空グループ(AAL)、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス(UAL)は競争圧力が低下し、コスト維持が可能になった。

また、単にチケットを売るだけでなく、座席の広さや機内食といった別料金のオプションが広がった。

総合すると、輸送会社の好調はまだ続くと予想され、市場もまたしかりということだ。

正直なところ私も、やや気になって来ています。

鉄道会社の場合は、「充分な安全対策もしないまま、爆発しやすいガスを満載で、市街地を通過しても良いのか?」というもっともな指摘もあり、今後は安全対策に意外と手間と費用がかさむケースも想定されるので、精査が必要でしょう。

ネットショッピングは相変わらず米国でも盛んなので、UPSも含めた運送業者も面白そうです。

また、景気が良くなれば航空会社も客単価が上がりやすいので、概ね期待できそうです。

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2014年06月14日(土) 10:30 ~ 12:00

場所:東京都港区虎ノ門

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今回は、以上になります。

【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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