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2014年6月27日(金)日本経済(新聞)と為替の謎解きのコツとは?

  • 投稿日:2014年6月27日

こんにちは。AOIAフェローのDataと小勝負です。

今回は、『無料公開版「これから始める経済記事の読み方教室 第2回」出席レポート』を軽く再編集したものを、ご紹介します。

2014年6月27日(金) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

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日時:2014年5月15日(木)19:00~21:00

会場:AOIA虎ノ門セミナールーム 弊社オフィスは同じビルの7階にあります

〒105―0001 東京都虎ノ門2-9-11 詳しくはこちらをどうぞ。

http://www.aoia.co.jp/access.html

講師:角川総一氏 AOlAシニアフェロー 金融評論家

金融データシステム代表取締役 経済企画庁(現 内閣府)、日本銀行をはじめ、金融機関、諸団体などでセミナー講師として活躍。

本講義の感想:私も奮戦中ですが、やはりプロは違います…。

特に記憶に残っている話は以下の通りです。明らかに一歩先が読め、本質が見えています。

実はそれほどドル高ではありません。米ドルの評価は、各通貨に対する上昇と下落(騰落)を、総合的に考える必要があるからです。」

「2014年4~6月の日本の景気は、個人消費も設備投資も悪化し、輸出も不振だろう。」

『株式マーケットが特に注目しているのは「日銀の追加緩和の有無」だが、無い可能性が急激に高まりつつある。デフレギャップはほぼゼロになり、景気が回復中だから。』

本講義を録画したDVDなどもご参照頂ければ、理解は更に深まると思います。

「」内部は、角川総一氏の発言です。※(特記)後のものは、私のコメントです。

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以下は、主な内容です。

「まずは、本当に現在ドル高かどうかを、確認しましょう。皆さんは円安になった分はドル高だろうと思っているかも知れませんが、実はそれほどドル高ではありません。米ドルの評価は、各通貨に対する上昇と下落(騰落)を、総合的に考える必要があるからです。

「確かに2012年末ごろから急激に円安ドル高が進んでいますが、その割には米ドルの実効レートは、あまり上昇してしていません。円以外の通貨に対して、米ドルはそれほど上がらず、むしろ下落した通貨があったからです。」

出所:本セミナー資料

米ドルに対して上昇 CN(中国人民元)、KR(韓国ウォン)、

米ドルとほぼ同じ    HK(香港ドル)、

米ドルに対し下落    JP(日本円)、MX(メキシコペソ)、BR(ブラジルレアル)、CA(カナダドル)、

「米国にとっては対日貿易額よりも対中貿易額の方が巨額なので、円安よりも人民元安の方が影響力がある。」

「米国のルー財務長官が為替報告書で日本の円安をけん制したのは、これ以上のドル高を望まないからです。」

「第二次オバマ政権は米自動車労組が大規模な支持基盤なので、過度なドル高は困る。」

「アベノミクスは、人々の期待に働きかける政策なので、世論が大事。世論を左右するのは、テレビのニュースや、新聞記事の見出しなど。」

※それなりに政府の圧力がかかりやすいという事です。日経新聞の場合、記事よりも添付のグラフや表に本当に重要なデータが隠れていたという事は、毎週の様にあります。

例えば、来年から再来年にかけて、日本の経済成長率は、米国どころかユーロ圏にも負けそうといった内容です。

『最近のマーケット情報や、実用情報を知りたい方はこちらをクリック』
https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicMailMagazineEntry.aspx?no=3

「新聞記事はいくつかの基本パターンがあるので、新聞記者は半年も経験すれば、それなりに基本パターン(型)が分かって、ある程度は書けるようになる。」

※手っ取り早くご自分でも改良版を書けるようになりたければ、「資料解釈」などの就職試験用の問題集を解くと良いでしょう。

それなりに力が付くと、時には新聞記事の中身の薄さに、驚きます。

「2014年1~3月の日本のGDP成長率は、年率で5.9%増加し、多数派のエコノミストの予想の4.2~4.3%よりは高めの成長でした。」

2014年1~3月期の日本の設備投資増は、ウィンドウズXPサポート終了によるパソコンの更新需要の他にも、消費増税対応のIT機器やソフトの更新需要も意外と大きかった。」

※この期間の日本のGDP(国内総生産)増減率内訳を見て私が気になったのは、

設備投資の持続力やいかに?」と実は政府支出は景気を後押ししていない!です。

『イエレン新FRB議長議長は日銀に対して「異次元の金融緩和の終わらせ方のプランを見せて欲しい」と依頼済み。これは、これ以上の追加の金融緩和をしない事を、暗に求めている。そもそもオバマ政権は5年で輸出額倍増が目標なので、ドル高は困る。』

※実は最近の米国の輸出は停滞気味で、5年で輸出額倍増は相当困難です。

※この後、日経新聞の景気指標面のデータを読む順番などの解説が、ありました。

「実は5月15日に昨年以降の各四半期(3か月)の日本のGDPデータの修正が、ありました。以下がその内容ですが、2013年は合計-0.2%の下方修正でした。2014年1~3月の経済成長率も、下方修正されるかも知れません。」

実質GDP成長率(年率)

修正前     修正後

2013年1~3月   4.5%   4.9%(+0.4%)

4~6月       4.1%    3.5%(-0.6%)

7~9月       0.9%    1.3%(+0.4%)

10~12月     0.7%    0.3%(-0.4%)

2014年1~3月   5.9%    ?%

次回の「資産運用のための”これから始める経済記事の読み方教室」は、以下の通りです。

ご質問はお気軽にどうぞ。

日時:2014年08月21日(木) 19:00 ~ 21:00

場所:東京都港区虎ノ門

詳しくはこちらです。これだけでも、結構勉強になります。

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=1173

今回は、以上になります。


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