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2014年2月10日(月)日本株が弱含みに転じた「分かり易い理由」とは?

  • 投稿日:2014年2月10日

こんにちは。Dataと小勝負です。今回は、今年に入ってから日本株が急に弱含みに転じた理由について、ご一緒に考えてみましょう。

2014年2月10日(月) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

一般的には「米中両大国の景気と金融情勢が以前とは変わってきて、世界規模でリスク回避の動きが活発化し、アルゼンチンやトルコの危機などを半ば口実としてリスク資産の株を売り、より安全と思われる円に資金が移動して、結果的に円高日本株安になった」と、言われています。

確かにその通りともいえますが、もう少し考えてみると、「円安リスク」を常に抱えた外国人投資家に高値で買った「日本株の下落リスク」が集中し、リスク過敏症になった外国人投資家達が、ややあわてて日本株の利食い売りを仕掛け、その結果日本株安になり易いの状況なのです。

こうなる前に小まめに、私たち日本人も、上げ相場で買い進めるべきだったのです。

ここで、主に昨年までの日本株ブームの要点を、振り返ってみましょう。

2012年秋から始まったアベノミクス相場をけん引してきたのは外国人投資家です。

東京証券取引所が発表する投資部門別売買動向をみると、13年に15兆円強を買い越しています。一方で売りの主役は個人投資家と金融機関で、それぞれ約8.7兆円、5.8兆円の売り越しとなっています。

つまり外国人が買い越した金額と、国内の個人と金融機関などの機関投資家が売り越した金額はほぼ一致しています。

この数字を見る限り、アベノミクスに期待して日本株を買ったのはもっぱら外国人だけで、日本の投資家は海外勢の買いで株価が上がったのをこれ幸いとばかりに保有株を大量に売却した、という構図が見えてきます。これは外国人にとって大きな誤算だったに違いありません。

昨年は、株価が上がるほど外国人は積極的に日本株を買い、日本の機関投資家は利益確定の為に売りまくるという傾向が、明確でした。

その背景として、投資に対する税制の変化が大きく影響したのは間違いありません。証券優遇税制が13年末で終了し、14年からは譲渡益にかかる税金がこれまでの10%から20%に引き上げられたからです。

いくら株価が大きく上がっても、 利食い売りしなければ利益を確定する事はできません。

安倍晋三首相がアピールした「バイ・マイ・アベノミクス」(アベノミクスは「買い」)に乗って日本株を積極的に買い増してきた外国人は、おそらく日本の公的年金も株式による資産運用を増やすことを期待したと考えられます。120兆円に上る資産のうち株式の比率を10%高めれば12兆円、5%でも6兆円もの新規投資が期待できます。

さらに1月から始まった少額投資非課税制度(NISA)で、個人投資家の日本株や株式投資信託の新規投資が増える事も、かなり期待していたはずです。

しかし公的年金は株式の運用比率を高めたとしても、高値を追って買い上がる事はありません。そんな事をすれば運用成績が悪化し、公的年金を安定的に維持するのが難しくなるからです。

日本株を大量に買い越した外国人投資家が利益を確定するには、「出口戦略(売却)」は2つしか方法が残されていません。

(1)長期投資を基本とする年金基金など別の海外勢が積極的に買って来たタイミングを見計らう(2)先物取引をうまく利用する――のどちらかで売り抜けるのです。

1月も機関投資家は日本株の売り越しが続いているものの、個人は買い越し、外国人は売り越しに転じています。

個人の買い越しがどこまで続くか分かりませんが、個人だけでは外国人の大量売りの受け皿となり続けるのは、困難です。

海外勢が株価指数先物を大量に売ったうえで含み益のある現物株を大量に売りに出せば、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)は急落し、先物と現物の両方で大きな利益を手に入れることができます。仮に現物で損が出ても、先物でそれ以上の利益をあげられるのです。

もし外国人が残された2つの「最終手段」のどちらかで日本株の大幅な売り越しに転じれば、株式市場が更に変動する事も、あり得ます。

実際、最近は先物主導で株価が乱高下するケースが増えています。

バブル崩壊時に株価が急落した状況と重なる部分もあるだけに、気になるところです。

外国人にも言い分はあります。「せっかくの日本株高でも日本人は日本株を利益確定の為に売ってばかりだ。このままでは高値つかみした我々が最後にはばばを引かされそうだ。はしごを降ろされないうちに、利益確定しよう」と考え、実行しつつあるのでしょう。

肝心のアベノミクスの成長戦略が本格化する前にこの動きが定着してしまうと、当面の日本株高が遠のく可能性は、そう低くはなさそうです。案の定の展開ですが・・・・・。この「悪循環」を食い止める有力な方法は、相場が弱含みな時も上昇傾向な、一握りの「一流日本株投信」を、買い続ける事です。先月私はAOIA会員様限定公開のメルマガで、その一次候補を効率的に大量に見付け出す、無料で比較的簡単な方法を、ご紹介しました。

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今回は、以上になります。

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