人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

2014年1月29日(水) ハイイールド債(投信)への比較的手堅い投資方法とは?

  • 投稿日:2014年1月29日

こんにちは、AOIAフェローの、Dataと小勝負です。

ハイイールド債(投信)が、相変わらず人気ですね。年利6%くらいの高金利なので、気持ちは分からなくもありません。

その一方で、ハイイールド債(投信)に対する評価は、各メディアや金融のプロ達の間では、意外と幅があります。

その理由は、ハイイールド債(投信)の正体を知れば納得できます。本ブログは、今週AOIA会員様に送るメルマガの一部を、再編集したものです。

2014年1月29日(水) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

ハイイールド債は、発行した企業の経営状況や財務状況がいま一つで格付けが「投資不適格」な代わりに、利回りが高い債券です。

低金利で好景気な時は比較的うまみがあるものの、不景気や金利上昇期には発行企業の倒産リスクが高まり、リスク資産に近くなっていきます。

実際には格付けのレベル(BB~CCCなど)に応じて、安全性や実質的な利回りは異なり、値動きはむしろ株式に近い傾向がある事は、値動きの相関係数を計算すると明らかです。

昨年12月末まで3年間のハイイールド債投信と米国株投信の相関係数は0.91もありました。相関係数は1に近いほど連動性が高いことを示します。一方、ハイイールド債投信と米国債投信の相関係数は0.72でした。

ハイイールド債の価格は株式と同様に不況期には下落し、好況期には上昇しやすいのです。

一般に国債等の高格付け債券は不況期には安全資産として買われる傾向がありますが、ハイイールド債は逆です。ハイイールド債投信と米国株投信の値動きをグラフで比べても、連動性(類似性)は高いのです。

2011年春頃まではいずれも堅調に推移したものの、欧州債務危機の深刻化や米財政問題への懸念から、秋頃にかけて揃って下落しました。その後は米景気の回復が続く中、共に上昇基調で推移しました。

結論は、「ハイイールド債(投信)と株式(投信)は仲良く価格が騰落する傾向が強いため、一緒に買ってもリスクは分散されず、絶対量はむしろ増加してしまう」です。

値動きは似ているのですが、ハイイールド債は株式に比べて価格変動が小さい特徴も、あります。

価格変動の大きさを表す標準偏差(数値が大きいほどリスクが高い)を比較すると、昨年12月末までの3年間で米国株投信は年19%でしたが、ハイイールド債投信は年15%にとどまりました。

「株式のような大きな価格変動リスクは嫌だが、景気や企業業績の回復の流れには乗りたい」という投資家には、一応向いている金融商品とは、言えそうです。

最近のやや不安定な米国などの金融情勢や投資環境もあり、ハイイールド債(投信)への現在の評価は、幅があります。

ただ、景気悪化などで債務不履行のリスクが高まれば金利が急上昇し、既発債の価格は急落するリスクは、かなりあります。

リーマン・ショックが起きた2008年には、米のハイイールド債の平均価格が4割も下落しました。

こうした事情から、大口で特定の銘柄を買うよりは、(急落後に割安感が残っている時に)多数の銘柄に分散投資している投信経由で買う方が、堅実でしょう。

実際、類似の方法で年率数10%もの高利回りを叩き出したヘッジファンドは、少なからずありました。

余談ですがJ-REIT(日本の不動産投資信託)も、保有物件や財務状況が良好なものは、この方法で拾うと、少なくても過去の経験則からいえば儲かり易く、資産形成はしやすかったのです。

そして今はJ-REITも、「絶好の買い場」ではありません。

その可能性があった2012年冬に私はメルマガで、「J-REITは食わず嫌いはもったいない。真面目に検討すべきだ」との内容の記事を発表済みです。

そして今週のAOIA会員様限定公開のメルマガでは、「優良投信大量発掘の方法」を、発表します。

あくまでも投資先選別の一次候補ですが、慣れれば簡単に見付けられるようになります。

「優良投信」はあくまでも皆様の投資先選別の一次候補ではありますが、どれも過去5~10年の平均リターン(利回り)は7~30%前後に、達します。

基準価格の推移などは本当にケースバイケースで、持続的な上昇が自慢のものからドラマチックな展開の物まで、概ね揃っています。

【 AOIAの無料メルマガ登録】
▼最近のマーケット情報や経済ニュースなどのお役立ち情報を、お届けします。

AOIA会員様限定公開のメルマガや本ブログの「とっておきの情報」も、一部ですがご紹介する時があります。

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicMailMagazineEntry.aspx?no=3

今週AOIA会員様限定で公開予定のメルマガのとっておきの記事は、こちらです。

特別企画『○○○○○○○○を使って「優良投信」を大量に見付ける効率的な方法とは?』

「○○○○○○○○」の正体などについてご興味ある方は、こちらをどうぞ。

AOIAアカデミー【無料ガイダンス】

2014年01月30日(木) 19:00 ~ 20:30

場所:東京都港区虎ノ門

詳しくは・・・http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=915

今回は、以上になります。

【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


  • グローバル資産形成学院WEBキャンパス開校 ネットで学べるオンライン講座
  • WEBキャンパスで開催中の講座はこちら
  • WEBキャンパス会員登録はこちら
  • 資産形成力要請コース