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2014年1月27日(月) 毎月分配型投信の人気が急落した「分かり易い理由」とは?

  • 投稿日:2014年1月27日

こんにちは、AOIAフェローの、Dataと小勝負です。

私は少なくても数年前から、日本の奇妙な「毎月分配型投信ブーム」を疑問視して来ましたが、やっと状況が本来の姿に近付いてきている様です。本ブログは、今週AOIA会員様に送るメルマガの一部を、再編集したものです。

2014年1月27日(月) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

「毎月分配型投信」の特徴と課題とは?

毎月分配型投信は基本的には、投資による資産形成には向きません。分配金を受け取ると利益再投資による資産増加が進みにくい為です。

リーマン・ショック後の過去5年間に国内投信市場は平均で70%も上昇しました。

この上昇局面で、仮に分配金を一切受け取らなかった場合と、分配金を現金で受け取った場合を比べ、どれくらいリターン(利回り)に違いが生じたのかを、実際の売れ筋の毎月分配型投信で検証した結果は、案の定でした。

調査内容は国内で販売されている毎月分配型ファンド(投信)の過去5年間のリターン(投資収益率)で、分配金なしと分配金受け取り後の再投資の格差です。

※情報源はQUICK・QBR。データは2013年12月末時点のものです。調査対象は毎月決算を行う追加型株式投信のうち、運用期間が5年以上の400本。

リターン格差が最大となったのは野村アセットマネジメントの通貨選択型「欧州ハイ・イールド(豪ドル)」で86.6%。

分配金受け取りのリターンは約2.7倍と大幅上昇し毎月分配型で最大でしたが、分配無しのリターンは実に約3.6倍に値上がりしていました。5年前の基準価額(投信の時価、日々変動)が5117円の同ファンドは、過去5年間に計6500円もの分配金を出し、この分配金が分配金再投資による資産形成を抑えました。

毎月分配型投信全体でも利回り格差は過去5年間で平均で15.4%(年率3%強!)に達し、分配金流出による投資効率低下の影響は明らかです。

しかも、今年から分配金課税時の税率が約20%に倍増し、分配金の受取額が更に減少します。

ただ、分配金受取りが常に不利とは限りません。相場の下落局面では分配金再投資がマイナスに働き、分配金を投資家に還元した方が、損失は軽くなり易いためです。

実際、下げ相場が目立った2008年末までの5年間では、分配金受取りの方が有利な試算結果となり、利回り格差は平均マイナス5%でした。

しかしこれは健全な投資と言えるのだろうか??私なら、円のまま投資しないか米ドルに両替する事だろう。理由は簡単で、その方がまだましだったからだ。

実際最近は日本でも、毎月分配型投信の人気は、急低下中だ。

投資信託市場で分配金を払う回数を抑え、長期投資を目指す商品が増えている。2013年は分配金を年1回だけ出す投信の新規設定が405本に上り、過去10年間で最多だった。

13年の投信の新規設定は890本で、過去10年間で最高だった。

運用会社ドイチェ・アセット・マネジメントによると、分配金を出す回数を年1~2回に絞った投信が全体の65%を占めた半面、11年に約5割あった毎月分配の比率は3割弱まで急低下した。

仮に特に株式の上げ相場が続くなら、確かにこれで良いだろうが、下げ相場となると、日経平均などのインデックスに勝ち続ける一握りの「優良投信」くらいしか、安心して買える投信はないだろう。

実は今年そうなる可能性は、決して低くはない。中国の景気や金融情勢についてのかなり慎重で時にはやや悲観的な内容の報道は、今月だけでもかなり増えて来ているのだ・・・・。

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今回は、以上になります。

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