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2013年7月23日(火) 実はそれほど悪くはない韓国と中国の景気

  • 投稿日:2013年7月23日

こんにちは、AOIAフェローの、Dataと小勝負です。今回は、韓国と中国の景気の意外な現状について、ご紹介します。

2013年7月23日(火) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

2013年7月18日のブルームバーグの記事には、以下の気になるものがありました。

「韓国:成長加速へ、企業の売り上げも好調-円安批判の根拠弱まる」

韓国は円安が自国経済を脅かすと警告しているにもかかわらず、成長の加速が見込まれるほか、造船会社や自動車メーカーの売り上げも好調です。

玄旿錫企画財政相は先々週、モスクワで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議への出席に先立ち、日本の政策について国際的な議論を行う必要があるとの主張を繰り返しました。ただ、韓国銀行(中央銀行)の予想によると、2013年の成長率は2.8%、14年は4%が見込まれており、円安に伴う危険の兆候は示唆されてはいません。

日本の金融緩和策が貿易相手国に及ぼす副作用はこれまでのところ限定的なため、安倍晋三首相は国際的な批判を抑えながらリフレ政策を進めることが可能になっています。韓国ウォンは過去1年で円に対して29%上昇したが、世界的な金融危機の発生過程にあった07年半ばとの比較ではなお33%安い水準です。

世界最大の造船会社の現代重工業は16日、13年1-6月(上期)の受注が前年同期比69%増の146億ドルとなったことを明らかにしました。昨年は23%減少していました。現代自動車などの自動車メーカーの1-6月の輸出は前年同期比7.4%増と、悪くはありません。12年は8%増でした。

もちろん、サムスンの業績が伸びたにも関わらず期待値に達しなかったために株価は逆に下落するなど、一筋縄では行きませんが、過度に「中国などの新興国発の世界経済悪化」を気にするべきではないと思います。

中国の景気減速報道がいまではスポーツ新聞の見出しに頻繁に踊るご時世ですが、実は状況はそう悪化していない可能性があります。実際、中国の経済成長率を先進国基準の前期比でみると、中国発表のデータを基にすると、景気は加速中です。2013年1~3月は年率6.6%の経済成長でしたが、4~6月は7.0%です。別の視点から見ても、中国人の生活は明らかに改善中の様です。

2013年7月19日のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)日本版には、『【オピニオン】急増する世界の中流階級へようこそBy ALAN MURRAYという、興味深い翻訳記事がありました。特に注目したのは、以下の記述です。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323809104578615223063119296.html

「米ピュー・リサーチ・センターが今春に39カ国4万人近くを対象に実施した聞き取り調査では、中流階級の願望にかかる、あなたの国の子どもは両親よりも恵まれた生活を送るか?という典型的な質問が含まれた。先進国では圧倒的過半数が「いいえ」と答えた。米国では、子どもが両親よりも良い生活を送ると答えたのはわずか33%だった。この数値は英国では17%、日本は15%、フランスは9%だった。しかし中国では子どもの生活が良くなると答えた率は82%、ブラジルでは79%となった。・・・・中国人の将来の経済発展への期待感は、まだまだ強いようです。

巨大さと変化の激しさが現在注目されている中国自動車産業についてご興味のある方には、ご連絡いただければこちらのメルマガを一部、PDFファイルで贈呈します。

⑦やや上級者向けAOIA先読み通信VOL1

「ETF(上場投資信託)、米経済、中国経済・乗用車特集号」

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今回は、以上になります。

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