人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

2013年7月17日(水) 最近のイラン情勢についてアラブ世界のプロの畑中美樹氏がAOIAセミナーで話した事とは?

  • 投稿日:2013年7月17日

こんにちは、Dataと小勝負です。今回は、核開発や欧米諸国の経済制裁、そして最近の選挙で新大統領が誕生した何かと気になる国、イランについて、ご紹介します。

「・・・・」以降は、追記した私のコメントになります。

2013年7月17日(水) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

今回のブログは、以下のAOIA講演会のレポートの一部を、再編集したものです。

第15回AOIA講演会「最近の中東情勢~イラクを中心に」レポート

セミナー日時: 2013年6月20日(木) 19:00~21:00

会場:      AOIA虎ノ門セミナールーム

講師:   畑中美樹氏 一般財団法人・国際開発センター エネルギー・環境室 研究顧問

本セミナーの感想:今回もアラブ各国の多様な動きについて、幅広く学べました。アラブ諸国に対する現状認識と将来予測は、どれもハイレベルです。特に、現在進行中のエジプト情勢やトルコの株価・為替の予測などの点で、講師の畑中美樹氏が予想した通りの展開になりつつあります。原油価格や為替などとも深く関わる地域ですので、投資家の方は定期的にこういったイベントに出席し、最新情報の把握に努めるべきだと思います。

イラン情勢

イランの核開発を巡る西側諸国及び国際原子力機関(IAEA)との交渉は、6月14日のイラン大統領選挙の結果待ちのまま、今日を迎えている実は今までの交渉は、双方の課題を確認しあっただけ。昨年夏から強化された欧州連合(EU)と米国によるイラン(経済)制裁は、イランの原油輸出量が急減するなど着実に効果をあげているが、イラン当局がその結果核開発政策を変える兆しもない。イラン大統領選挙後の外交交渉の行方が注目される。

・・・・実はイラン指導部は核(兵器)開発推進という点では、意見が一致しています。

それほど状況は楽観できません。ただし、長距離ミサイルの弾頭部分に装着できるように「小型化」するにはさらに時間がかかる可能性もあり、来年にも核戦争(米国+イスラエルVSイラン)の危機というほど危険な状況ではありません。エジプト危機でもスエズ運河を船舶は平常通りに航行中です。冷静に判断しましょう。

イラン制裁のインパクト

米国のカーネギー国際平和財団(CEIP)と米国科学者連盟(FAS)は、2013年4 月3日、「イランの核の大叙事詩:費用とリスク」と題するイランの核開発に関する報告書を発表した。同報告書の要点は以下の通りである。

イラン核開発の機会費用(コストや経済的損失)は、失われた外国投資や石油収入で計算すれば、1,000 億ドルは優に超えている。

イランのような国家で原子力エネルギーを優先するのは健全な戦略エネルギー計画とは言えない。

イラン核開発はエネルギー安全保障を高めるのではなく、エネルギーの多角化の可能性を低め、真のエネルギー自立の可能性を小さくしている。

・・・・イランはむしろ天然ガス増産を進め、主力エネルギー源にすべきでしょう。

イラン暦の当初9ヵ月間の原油輸出が前年同期比40%、原油輸出収入が同45%減少した。

国際エネルギー機関(IEA)は、2013年2月13日に同月の石油月報を発表し、イランの2012年の石油輸出収入が2000年に比べて400億ドル減少したと推計した。

国際船舶筋は2013年4月下旬、イランが欧米制裁の奏功から再び数千万バレルの原油を洋上のタンカーで在庫として保有することを余儀なくされていると語った。2012年6月下旬及び7月初旬に欧米の新たな制裁が発動されて以降、イランの石油収入は約 50%減少した事が、明らかとなっている。

・・・・それでも原油価格が急上昇しなかった主な原因は、①米国など余った石炭が値崩れし発電用燃料としての人気が復活、②米国ではシェールガス革命で天然ガスが過剰生産気味となり価格が弱含み、③中国の景気減速もあり、世界の原油需要が予想ほど伸びず、④騒乱が続くイラクでさえ基本的には原油増産が続いている 事などがあげられます。

原油などのコモディティー(資源)価格は短期的には投機や国際情勢で大幅に値動きしますが、数か月以上の期間でみると、結局は純粋な「需給バランス」で価格は決まりやすい傾向が、いまでもかなりあります。そしてその「需給バランス」の多くは、中国の景気次第です。

最後の講師との質疑応答で、特に記憶に残ったのは、以下の質問と回答です。

私の質問1「アラブ首長国連邦(UAE)のドバイの不動産ですが、バブル崩壊後に最

近は復活中の様ですね。」

私の質問2「外国人がドバイの不動産を買っても、法律的には問題ありませんか?」

私の質問3 「トルコの為替と株価は、更に下がりそうですか?」

※セミナーレポートの原稿はほぼ出来ました。完全版は有料となりそうですが、簡略版はAOIAホームページで来月頃には公開できそうです。

実はAOIAの講演会(セミナー)は、AOIA会員様は無料で受講頂けます。

次回の講演会(セミナー)も、個人投資家様向けです。

講師は日本株投資に詳しく、質問の時間も豊富にご用意できるかと思います。

『第16回AOIA講演会 講師:川北 英隆氏』

開催日:2013年7月26日(金)
時 間:19:00~21:00  開場 18:30~
会 場:AOIA虎ノ門セミナールーム

一般の方は事前支払いが3,000円、当日支払いが3,500円(現地支払い)です。

TEL. 03-6273-3860 FAX.03-5777-6112  メールアドレスinfo@aoia.co.jp

申し込み画面は、こちらです。

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminarApplication.aspx?gId=1&sId=1&eId=713

最近の日経電子版での川北 英隆氏のインタビュー記事は、こちらになります。

2013年6月18日(火)日本経済新聞社「長期金利3.5%時代」が促す日本の大転換
http://www.nikkei.com/markets/kawase/kawase-focus.aspx?g=DGXNMSFK1704D_18062013000000

AOIA会員にご興味のある方は、こちらまでご質問ください。それほど高くありません。

会員様限定公開のメルマガなどの特典満載です。

TEL. 03-6273-3860 FAX.03-5777-6112 メールアドレスinfo@aoia.co.jp

今回は、以上になります。

【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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