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2013年7月16日(火) ヘッジファンドの投資募集広告が、近日解禁されそうです

  • 投稿日:2013年7月16日

こんにちは、ヘッジファンドの複雑さと中途半端な成績には正直食傷気味の、Dataと小勝負です。とはいえ、運用方法や成績などの重要データの公開を含む投資募集広告が近日解禁されそうですので、状況は一歩改善しそうです。

2013年7月16日(火) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

2013年7月12日の日経電子版記事を見ていたら、以下の気になる見出しがありました。「米SEC、ヘッジファンドの投資募集広告を解禁

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1200B_S3A710C1EB1000/?dg=1

米証券取引委員会(SEC)は、複雑な運用手法で高い利回りをめざす「ヘッジファンド」の募集広告を、年内にも解禁する見通しです。ヘッジファンドへの投資は、これまで年金基金や金融機関など投資のプロにほぼ限定されて来ましたが、運用実態などの情報提供が進む事で、個人が投資しやすい環境が整いそうです。

募集広告が解禁されるのは、米国内外の金融市場で株、債券、通貨、商品などを運用するヘッジファンドの他に、未公開株に投資するプライベート・エクイティ・ファンドも含まれる模様です。

解禁によって、ファンドの特徴や過去の運用成績などの、一般にはベールに包まれている情報を入手しやすくなる利点があります。現在は、運用成績などを公表しないヘッジファンドも少なくないため運用の実態が分かりにくく、個人が投資しにくい一面もあります。

ヘッジファンドの募集広告を禁じる規制は、1933年に成立した証券法に基づいてSECが82年に導入しましたが、昨年成立した米雇用促進法で、ヘッジファンドの募集広告を禁じる規制の撤廃が盛り込まれていました。

SECは個人の投資について、主要な住居を除いた純資産が100万ドル(約1億円)を超えるか、過去2年間の年収が20万ドルを超えるという富裕層しかヘッジファンドに投資できないように規制しています。募集広告の解禁後もこの規制は維持されます。ただし近頃は、米国のETF(上場投資信託)などではヘッジファンドに投資するものも出現しましたので、実はまるで私達一般の個人投資家に縁がない話でもありません。募集広告の解禁はヘッジファンド側が求めてきた経緯もあり、規制緩和を追い風に日本を含む世界の個人マネーの争奪戦が激しくなりそうではあります。

ヘッジファンドの運用資産は今年3月末で、実に2.3兆ドルに上ります。2008年の金融危機後にいったん落ち込んだものの、その後は残高が拡大しています。実に多くの個人や組織(金融機関や年金基金など機関投資家)などが、「高利回り」を期待して貴重な資産の運用を委ねていますが、その多くは米ダウ工業株30種平均などのインデックスにも大幅に劣る運用成績を続けています・・・・。

・・・・とりあえず当面は、広告も出せないヘッジファンドの人気が急低下すると思います。逆に、それなりに実績があり、投資手法などの事業内容が分かりやすく、宣伝がうまいヘッジファンドは、急成長する可能性が高そうです。

また、こうした「新しい広告」をだれがどのように翻訳するかも、興味深いテーマです。

なお、弊社AOIAの会員様には最近送った以下のメルマガで、ヘッジファンドの運用成績の平均値はご紹介済みです。

AOIA先読み通信VOL5

「金利上昇と中国減速でも意外と堅調な日米の投資環境について」

しかし、ヘッジファンドは相変わらず苦戦中です・・・・

ヘッジファンド調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、2013年1―6月期のヘッジファンドの運用成績は平均で3.4%上昇しましたが、S&P総合500種指数.SPXの上昇率である12.6%を、大幅に下回りました。

同メルマガでは、以下の記事もあります(一部省略)。

その3 凄腕の日本株私募ファンドは自動車部品業界に注目

円安の恩恵を受け、割安感が強い自動車部品、電子部品株に投資チャンスが到来した。某独立系運用会社のファンドマネジャーは、今後の相場展開をこう予測している。

彼は、FRBによる量的緩和策の縮小方針を受け、日米金利差の拡大を通じて円安基調が今後強まると予想。製造業の中でも、海外への生産シフトを進める完成品メーカーより、国内生産中心の部品企業がより恩恵を受けるとし、こうした企業群から「割安で利益成長率の高い企業に投資する」と言う。

序幕では不動産、ノンバンクに投資

運用する私募ファンドでは中・長期的な絶対収益を狙い、15-20銘柄に集中投資する。年初来上昇率は3日時点で110%と、公募投資信託で代表的な中小型株ファンド「JPMザ・ジャパン」の70%、「大和住銀日本小型株ファンド」の49%を上回る。

このメルマガをお読みになりたい方は、例えば以下の様なAOIA有料イベントに出席されますと、希望者にはPDF形式で無料で1部差し上げます。

角川総一先生から直接学べる『金融・経済リテラシー徹底強化ゼミ』 詳しくは・・・・

http://www.aoia.co.jp/blog/archives/3836

講師の角川総一先生は、著名な経済・金融分析の実力者です。

以下は、主な肩書きと略歴です。

金融データシステム代表取締役
1990年から2009年までの間、日本初の投資信託データベースを管理・運営するかたわら、各種雑誌、新聞、ラジオなどで金融マネー評論、講演を行う。

経済企画庁(現 内閣府)、日本銀行をはじめ、金融機関、諸団体などでセミナー講師として活躍中です。

【会場】 AOIA虎ノ門セミナールーム

【受講費】・・・実は、手ごろです。
[一般の方] 個別受講 5,000円(税込)
(全6回 一括受講 25,000円(税込))

[AOIA会員様] 個別受講 3,000円(税込)
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※全6回コースですが、個別受講も可能です。
また、どの回から参加されても、ご理解いただける内容です。

【スケジュール】
・第1講 7月18日(木)19:00~21:00

また、不明な点があれば、info@aoia.co.jpまでお気軽にお問合せください。

より詳しい情報は、こちらをどうぞ。

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=719

今回は、以上になります。

【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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