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2013年5月17日(金)次第に表面化する中国経済の限界

  • 投稿日:2013年5月17日

こんにちは。Dataと小勝負です。

今回は、あなたも気になっている中国経済の「実力」について、ご一緒に考えてみましょう

読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記

中国経済については、以下のロイターニュースが重要です。4月の中国サービス部門PMI、118月以来の低水準=HSBC」

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94500R20130506?rpc=188

HSBCが発表した4月の中国サービス部門購買部担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は51.1で、3月の54.3から低下しました。2011年8月以来の低水準で、景気回復へのリスクの高まりを示す結果です。同指数は50が景気の拡大・縮小の節目を示します。成長減速が国内総生産(GDP)の約半分を占めるサービス部門にも及んでいる事になります。3日発表された国家統計局の4月非製造業PMIも、3月の55.6から54.5に低下しています。国家統計局のPMIは、大規模な国有企業の比重が大きいのが特徴で企業規模によらず減速傾向です。

現在の中国は不動産バブルを抑えるためにも、また過剰投資による不良債権急増を引き起こさないためにも、無理のない「巡航速度」での経済発展が必要だという点では、中国指導部も含めて概ね意見が一致しています。

雇用のサブ指数は49.6で、2009年1月以来初めて従業員数がネットで(純粋に)減少しました。ただHSBCは、減少は小幅で企業の規模縮小や離職によるものとみています。中国は労働人口の減少が始まり、直近の発表では中国政府は年率7.2%の経済成長率を達成すれば良しと発表していますが、数年後に年率6%割れでも私は驚きません。中国では昨年、15~59歳の人口が345万人も減りました。国営メディアによると、中国の人口労働経済研究所は、現役世代の増加が経済成長に寄与する「人口ボーナス」が消える転換点だと説明しています。2006~10年に10.5%だった潜在成長率が、11~15年に7.19%、16~20年には6.08%まで下がると予測しています。

いずれにせよ中国の年率10%前後もの高成長が続く事を前提として好景気に沸いていた資源・エネルギー産業と関連企業、及び豪州やブラジルを含む資源国の経済と通貨に対しては、当面は向かい風です。これも、ドル高の一因です。現在、豪ドルは当面、1豪ドル1米ドル前後で推移する可能性が高そうだと見られています。

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今回は、以上になります。

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