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2013年3月6日(水)日本株ブームの現在、出来たばかりの日本株投信を買うべきではない、これだけの理由 後半

  • 投稿日:2013年3月6日

こんにちは、いつも冷静で客観的に物事を考えたい、Dataと小勝負です。今回も、「日本株投信」という熱くなりがちなテーマについて、地道に考えてみます。

読めば資産形成の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

2013年3月6日(水) by Dataと小勝負(AOIAフェロー)

投信は長期投資が基本といわれています。「目先の価格変動に惑わされず、5年や10年以上持っていれば大きく報われるだろう」という意見が、いわゆる専門家と呼ばれる人達の中にも少なくはありません。その意見(常識)が当てはまるのは、株式相場が長期間低迷し、日経平均や東証株価指数(TOPIX)が過去5~10年間でかなりの安値圏にある時です。株価が大きく値上がりし、以前よりかなりの高値圏にある時は、その常識は通用しません。今ももしかしたら、そういった状況かもしれません。

高値圏にある時に株式投信を購入して長期保有すれば、必ずどこかで日経平均やTOPIXが急落し、その株式投信の価格も急落します。ほとんどの投資家はこれに驚いて安値で売却し、大損しています。・・・仮にこの後に概ね株価が回復傾向なら、むしろ絶好の「買い時」かも知れません。私が注目している優良投信は、これくらいの事は当然の様にしています。そうしたところが株式よりも現金を集め始めていたら、経験則上は「株価が下落する可能性は高い」事になります。

大暴落した日経平均やTOPIXが元の高値に戻るにはかなり長い年月がかかりますが、株式投信の価格も同様です。数多くの株式に分散投資しているため、価格は日経平均やTOPIXなどの株価指数に連動して動きます。

高値で購入した投信が大暴落し、長い年月を経て元の高値に戻っても、評価損が消えただけで利益(評価益)が出る訳ではありません。さらに株式投信は購入時の販売手数料の他に毎年、信託報酬(購入価格の1%前後)を取られるため、長期投資すればするほど信託報酬という名前の手数料が増えてしまいます。

仮に信託報酬が年1%だとすれば、5年間で5%、10年間で10%、20年間で20%となります。長期投資すればするほど手数料というハンディが増えて行くのです。それをはるかに上回る値上がりが期待できるのであれば、このハンディは気になりません。しかし高値圏で購入した株式投信は、値上がり期待より値下がりリスクの方が大きくなりがちです。

「株式投信は長期投資すべきもの」という常識は、その時々の相場環境(日経平均やTOPIXの水準など)によって当てはまる時もあれば、そうでない時もあるのです。

高値圏にあっても、販売担当者は「これからまだまだ値上がりが期待できますよ」「仮に値下がりしても、長期保有すれば(すぐに)元の高値まで戻ります」などと強気で勧めがちですが、これは「売り文句」なので、大幅に割り引いて聞く必要があります。

株式投信は一見簡単な様で、実は落とし穴もあります。それを知った上で使いこなせるかどうかを判断すべきでしょう。私自身は、「投資信託(投信)こそ最高の金融商品」だとは、実は思っていません。保有する銘柄の一部を値ごろ感がある時に買った方が、むしろ面白くて儲かる時もありそうです。

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今回は、以上になります。

【※】当ブログ記事は、AOIA 株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、あくまでもAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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