人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

2013年3月4日(月)日本株ブームの現在、出来たばかりの日本株投信を買うべきではない、これだけの理由 前半 

  • 投稿日:2013年3月4日

こんにちは。投資信託(投信)は割と好きなテーマの、Dataと小勝負です。

有料会員向けにもかなりいろいろと書いていますが、今回は旬のテーマについて手短かに書いてみようと思います。

「読めば資産形成の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

2013年3月4日(月) by Dataと小勝負(AOIAフェロー)

日本の株価が久しぶりに本格的に上昇し、日本株に投資する投資信託の人気も高まっているようですね。どれもこれも上がっている様な状況では、確かに焦るなという方が難しいかもしれません。「投信はプロが運用してくれるので、株式投資について何も知らない人でも簡単に投資できる」といわれる事もありますが、実は株式投信は株式に直接投資するよりも難しい面があります。

個別銘柄への投資なら、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)、配当利回り、業績予想、財務内容などからみて割安な銘柄を選ぶという、常識的で基本的な投資方法でリスクを減らす事も、充分可能です。しかし投信は数多くの銘柄に分散投資しているため、きめ細かい投資をすることが出来ません。

また、どのファンド(投資信託)が値上がりし、どのファンドが値下がりするのかは買った本人にはなかなか分からず、上がるのも下がるも時の運という面も、実はあります。実際、あまりの暴騰ぶりで今後の急落の可能性が気になる投信を、私はいくつか知っています。

そこで多くの人が商品選びの判断材料のひとつとしているのは、「過去の運用実績」です。しかし、過去の運用実績がいくら良くても将来も良くなるとは限りません。まともな投資家の世界の常識では、「どんな一流の投資家や投資信託(投信)も、いずれ運用に失敗する」のです。

復活する時もあってそれは結構ドラマチックですが、単一の投信に全てを委ねるのは、私はあまり賛成できません。ほんの数人の「エリート」が、そういったものを支えているのです。病気になったり他社に転職する可能性もあれば、得意だった投資方法が通用しない時期が待っているかもしれません。この世界も、そう甘くはありません。

また、株式投信の新規設定が増える(出来たての販売直後の投信が急増する)のは、相場がかなり上昇した後の事です。その頃になると株式を持っていない人は「このままでは儲け損ねる」と焦りを感じ、「株式投信でも買ってみようか」と考える投資家が増えるからです。

株式投信も普通の株式同様、価格が上昇すればするほど値下がりのリスクが高くなります。相場がかなり上昇した後に株式投信を買うという事は、わざわざ値下がりリスクが高い時にそれに投資する、という事でもあります。

昨年秋ごろまで8,500円前後で推移していた日経平均は、わずか半年足らずで1万1,600円前後まで急上昇しています。専門家の多くが予想していた2013年の日経平均高値は1万2,000円前後ですから、その高値に急接近しているわけです。相場には行き過ぎが付き物で、大方の予想が外れて更に大きく上昇する可能性もありますが、再び1万円を割り込む可能性も意外と高い時もありそうです。

ちなみに過去4年間を振り返ってみると、最高値は10年4月の1万1,339円で、どの年も1万円以上はかなりの高値圏であることが分かります。

今回は、以上になります。

次回はこのテーマを更に深堀りします。

【※】当ブログ記事は、AOIA 株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、あくまでもAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


  • グローバル資産形成学院WEBキャンパス開校 ネットで学べるオンライン講座
  • WEBキャンパスで開催中の講座はこちら
  • WEBキャンパス会員登録はこちら
  • 資産形成力要請コース