人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

2013年3月18日(月) 欧州と海外投資好きな方は必見! 実はEU圏で居住権や永住権を取りやすい不動産投資などの方法がある様ですよ。(上)

  • 投稿日:2013年3月18日

こんにちは。良いネタ探して三千里のDataと小勝負です。今回は、私にとってもちょっと面白過ぎるネタをご紹介します。

主な情報源は、日経ビジネス電子版特選記事の「貧しいEUの国々、富める外国人投資家に居住権『売却』」です。人によってはかなりそそられる内容ですが、最終確認は各国の大使館でしてください。割とおいしいルールにも見えますが、マネーロンダリング(資金洗浄)などの可能性も早くも指摘されていますので、制度が急に変更される可能性もありそうです。最終的なご判断は、あくまでも自己責任でお願いいたします。

それではいよいよ、開始です。

『貧しいEUの国々、富める外国人投資家に居住権「売却」』

今年1月、イギリスの保守系高級紙「タイムズ」にこんな見出しが躍った。長引く債務危機にあえぐ欧州諸国が、EU(欧州連合)域外の外国人に対し、居住権を付与する代わりに投資を呼び込もうと躍起だというのです。

昨秋に注目を集めたのは、不動産バブル崩壊の影響で国内に約70万戸もの売れ残り物件を抱えるスペインです。深刻な事態の打開に向け、政府は去年11月、「16万ユーロ(約2,000万円)以上の物件を購入した外国人に居住権を与える法整備を進める」と発表したのです。・・・・意外と「お手頃価格」ではありませんか?

似たような方法はポルトガルやキプロスなど、同じくユーロ危機に見舞われた南欧諸国でも既に去年始まってはいます。ただし、申請に必要な住宅購入価格の最低条件は、ポルトガルで50万ユーロ(約6,300万円)、キプロスは30万ユーロ(約3,800万円)です。キプロスで付与されるのは永住権という違いこそあれ、スペインで提案されている価格に比べ高額で、しかも地理的により不便な所です。

キプロスの幹線道路沿いには、中国語で書かれた不動産を売る看板が目立ちます。写真の看板には、「永住権手続きスペシャリスト―空き物件3000件以上あります」といった内容が、中国語で書かれています。・・・・あの小国で、それだけ住宅があり余っているという事でしょうね。これも一種の「バブルの後始末」でしょう。

各国の事情はそれぞれ異なりますが、当面意識されている主なターゲットは、中国やロシアの富裕層です。中国は南欧諸国とは対照的に、国内の住宅価格が高騰し続けて来ました。少子高齢化により今後進行しそうな人口減少も考えると、さらなる大幅な値上がりはあまり期待できる状況にはなく、彼らは「お買い得」な南欧物件に投資機会を見いだそうとしています。

ここに、「居住権」や「永住権」まで付いてくるとなれば、もはやビザの取得などに悩まされる必要もなく一石二鳥です。まさに、双方の需要と供給が一致しています。

キプロスでは不動産屋が「風水」で中国人にアピール中です

実際、外国人によるキプロスでの住宅取得は急増しています。30万ユーロの住宅購入による永住権申請の条件が確定した去年8月から12月までの間に、外国人への住宅販売数は倍増したほどです。

高級住宅販売業者クオリティグループのアンドレアス・サンディス代表は、「風水にこだわる中国人購入者のニーズに応え、玄関の位置を当初の設計から変更した」と語りました。・・・・本気で商売していますね。

2008年のリーマン・ショックによる金融危機以降の4年間、毎年3~4割の売り上げ減で経営に行き詰まり、社員を7割削減したというサンディス氏は「危機を乗り越えるにはもはや、海外からの投資に頼るしかない」と言います。EU圏外からの顧客増加に向けて永住権付与をより広めるように、精力的なロビー活動も行って来ました。

ハンガリーは国債購入者に何と永住権を付与!

不動産だけではありません。自国の国債を買った外国人に、何と永住権を取得できる道まで開く国も現れたのです。公的債務残高がGDP(国内総生産)比の8割近くに上る、オーストリアの隣国のハンガリーです。去年12月、5年物国債を最低25万ユーロ(約3,100万円)購入すれば、EU域外の外国人でも期限付きの居住権ではなく永住権を取得できる法案を可決しました(厳密にはまず一時滞在許可が与えられ、その後半年で永住権の申請ができます)。

しかも、購入者は必ずしもハンガリー国内に居住する必要はなく、永住権を取得すれば、ハンガリー国内での就労や起業が可能となるほか、地方参政権や公共教育機関の利用などで、多くの権利が認められるのです。

また、永住権取得により、国境検査が不要なシェンゲン圏内なら、半年おきに3カ月以内、どの国へもビザなしで渡航し、自由に移動ができます。「将来は大好きな欧州を何年でも旅して回りたい」方たちにとっては、理想的な方法にも見えそうです。

現在、ロシアや中国籍のビジネスマンは、シェンゲン圏内への渡航にはビザの取得が義務づけられています。そのため、ビザ申請にかかる手続きを不要にし、自由な移動を可能にする永住権の取得は、欧州に足がかりの無い外国企業にとって、特に魅力的だといえそうです。

今回は、以上になります。

次回はさらにこのテーマを、深堀りします。

【※】当ブログ記事は、AOIA 株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、あくまでもAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


  • グローバル資産形成学院WEBキャンパス開校 ネットで学べるオンライン講座
  • WEBキャンパスで開催中の講座はこちら
  • WEBキャンパス会員登録はこちら
  • 資産形成力要請コース