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2012年9月1日 次第に変わりつつある日本株投資の成功パターン その傾向とは?下

  • 投稿日:2012年9月1日

2012年9月1日「読めば資産形成の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

こんにちは。Dataと小勝負です。今回はあなたもお待ちかねの、日本株投資の「新しい成功パターン」の具体的な姿をご紹介した後に、近未来に期待できそうな企業の姿についても、ご一緒に考えてみようと思います。今後のあなたのお仕事の参考にもなりそうな、少し楽しいひと時になるかと思います。

近頃の日本株市場では、いわゆる「シルバー(シニア)関連銘柄」の上昇が目立っています。高齢者向けの商品やサービスが好調な企業は、株価の上昇率が日経平均株価を軽々と上回っているところが続出中です。個人金融資産の6割を保有する高齢者層(シニア)の旺盛な消費を取り込み、業績も堅調な企業が目立っているからです。世界景気の不透明感から輸出株などを敬遠する動きが広がるなか、個人を中心に投資資金を集めています。

やはり、社会の変化に対応し、時流を巧みにとらえ、売上と利益を着実に増加させ続けている企業の株価は、世界と日本の経済が多少不調なくらいでは、そう簡単には大崩れしない様ですね。何かと示唆に富んだ現象です。

例えば高齢者の利用が増えているスポーツ施設運営の東祥や、高齢層向けのパッケージ旅行に強いニッコウトラベル、高齢者施設向けのカラオケ機器販売が伸びている第一興商や訪問介護のツクイなどは、8月に入り株価が年初来高値を更新しています。昨年末から828日までの株価上昇率は1246%に達していますが、同じ期間の日経平均の上昇率は7%にとどまっていて、その差は誰の目にも明らかです。

こうした企業には「元気なシルバー層」の旺盛な需要を取り込み、業績が堅調なところが目立ちます。

ニッコウトラベルは、顧客の大半が60歳以上の富裕層です。長距離のツアーで航空機のビジネスクラスを利用したり、大型バスの入れない観光地で小型車を手配したりするなど独自のサービスが受け、2013年3月期は大幅な経常増益を見込んでいます。

・・・・旅行業界につきものの、「薄利多売で経営は苦しい」というイメージとは、相当かけ離れた状況です。やはり、所属業界だけで判断せずに、個別企業のありのままの姿を丁寧に確認する事も、投資の世界で成功するには、必要な事の様ですね。

セントラルスポーツも会員数のうち60歳以上の割合が3月末時点で33%と過去4年間で9ポイント強も高まり、経常利益が増えています。そうです、近頃の高齢者の多くは、活発に体を動かします。それに比べて調査と仕事に追いまくられてスポーツをする暇もない私は、一体何なんでしょうか・・・・?? このままでは「老いるショック」も近い?

介護関連では訪問介護などを手掛けるセントケア・ホールディングが利用者の拡大を背景に13年3月期は過去最高益を更新する見通しです。

ただ、介護業界はひとつ気を付けるべき点があります。この業界は良くも悪くも資金面で日本政府と半ば一体化しているため、今後は公的な介護サービスだけをしている企業は、次第に経営状況が厳しくなりそうです。むしろ、「いざとなれば介護も出来、掃除や看護のベテランもいる、良い意味での何でも屋(便利屋)」の方が、企業として面白い発展を遂げてくれる可能性が高そうです。

第一生命経済研究所の推計によると、日本では個人金融資産の6割を高齢者層が保有しています。熊野英生首席エコノミストは、11年の60歳以上の消費支出額は100兆円を超え、全体の44%を占めたと試算しています。「2019年ごろまで高齢者人口は増え続け、関連市場の拡大も続く」と話しています。これこそが日本で長期的に続く「新しい大きな動き」です。ある程度これに賭けてみる価値は、あると思います。

以下は、私が予想する、今後伸びそうな産業のサンプルですが、あなたはどの様に考えますか? 頭の体操になって、結構面白いと思いますよ。

1、超高齢化社会を反映した、資産運用・資産管理産業。

2、シニア層の初婚・再婚需要を反映した、お見合い等の各種関連サービス業

3、急増するシニア層の人間と犬猫に対応する、「老犬(猫)ホーム」や、飼い主の万一の状態に備えた、ペットの新しい飼い主の斡旋業を含む各種有償ペットケアサービス。

4、要介護状態のシニア層を、成功報酬制で日常生活可能な状態に復帰させる、各種医療・リハビリサービス産業。

今回は、以上になります。

来週も、また違った角度から、日本株投資の魅力についても、書いてみます。

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