人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

2012年12月21日(金) 急増するアフリカの原油生産やEU経済を脅かす「肥満問題」、韓国版「電力・原発危機」・・・今月号の情報誌「選択」の特選記事を読んで考えた事

  • 投稿日:2012年12月21日

こんにちは、Dataと小勝負です。今回は、今月号の情報誌「選択」のとっておきの記事の要点を、ご紹介します。急増するアフリカの原油生産やEUの知られざる「時限爆弾」、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題の「裏事情」や、韓国版「電力・原発危機」など、重要なニュースが目立ちます。

「読めば資産形成の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

by Dataと小勝負(AOIAアナリスト)

・・・・さりげなく重要ニュースが出て来るのが、情報誌「選択」の面白さです。

18ページ▼「米国は二〇一三年中に、アフリカ大陸へ三千人の兵士を駐留させる。昨年、ウガンダに百人規模の特殊部隊を派兵したのを皮切りに、複数のアフリカ諸国と共同訓練などを実施してきた。この動きの理由について米国は「対テロや地域紛争に対応するため」と説明してきたが、議会の調査報告書によると、「一五年までに世界の石油輸出の二五%を占めるアフリカでのプレゼンス強化」のためであることが判明している。」

・・・・私にも初耳の、重要ニュースでした。日本にいるとそれほど存在感はありませんが、アフリカの原油は米中両大国などには結構輸出されていて、巨額の資金が動いています。近年のアフリカは年率5%くらいの成長率は達成中の国が多く、内需拡大が注目されがちですが、経済の本当の姿を知りたければ、資源部門の動向も要チェックだと思います。

========================================

19ページWORLD●情報カプセル「肥満が欧州を滅ぼす 医療費増大で財政圧迫」

・・・・ギリシャをしのぐ「時限爆弾」でしょう

「欧州委員会が「欧州の成人の半分以上は肥満」とみて危機感を強めている。肥満に絡む慢性疾患が増大し医療費が現在のペースで増えていけば、経済危機で疲弊するEU加盟各国の財政はいずれ耐えられなくなるとみている。

「EUが経済協力開発機構(OECD)と共同で行っている調査によれば、欧州における一人当たりの保健医療費は二〇〇〇年から〇九年まで毎年五%近く増え続けていた。」

「リーマン・ショックを受けた予算削減の煽(あお)りで一〇年はわずかに減少したものの、それでもオランダやフランス、ドイツは国内総生産(GDP)の一割以上を保健医療費に割かなければならなかった。

「増加の圧力は今後、再び表面化しそうだ。欧州では一九九〇年代から成人の肥満が目立ってきており、これが医療費を押し上げる背景と分析されている。」

「調査では貧困家庭ほど低価格の「米国風食品」に手を出すためか肥満の度合いが高い。欧州の不況が長引き、貧困家庭が増えるほど肥満も増える構図で、欧州委員会は「早急な対策」を加盟各国に促して警戒を強めている。

・・・・悪い意味で「米国化」しつつあります。米国よりも欧州の方が今後も少子高齢化が進行し経済成長率も低い分、軽視するといずれ困難な状況に陥る国も出そうです。

========================================

20ページWORLD●情報カプセル ・・・実は、尖閣諸島問題とも深い関係があります。

「台湾の潜水艦作戦データが大陸に流出したスキャンダル発覚」

「台湾海軍の潜水艦戦力方面を担当していた退役幹部ら計八人の元軍人が中国大陸を訪問した際、買収されて重要資料を提供したことが発覚し、台湾軍警察当局に逮捕された。

既に大陸に渡ってしまった資料は、台湾潜水艦の機密が満載されており、今後、中国軍は台湾の潜水艦の動きをすべて把握できるほどの内容だと言われる。

『この事件を受けて、台湾軍部は全世界に派遣している約五十人の駐在武官を緊急に呼び戻し、厳格な人物審査を行った。今回の流出により、「もはや潜水艦が実戦で使い物にならない」(台湾高官)という指摘まで出ている。

・・・・・中国が尖閣諸島(中国名・釣魚島)を欲しがる「裏事情」のひとつは、付近の海底の地形が特殊で、潜水艦を隠すのにちょうどよい窪地(海溝)になっていて、これが何と台北のすぐ近くまで続いている事にあります。これではなかなか中国は尖閣諸島をあきらめ切れないはずです。軍事バランス上は残念ながら、台湾側が劣勢の様です。

21ページWORLD●情報カプセル

「不良部品で故障頻発 韓国の原発が抱える深刻な問題」

・・・・韓国の最大の弱点の一つは、日本同様に「発電能力の不足」です。急激な工業化による経済成長の加速は、ウォン安に戻っても当面は困難でしょう。

「韓国では今年、原子力発電所二十三基のうち九基が故障するなど事故が頻発している。原因は輸入部品の品質検証書を国内商社が偽造して不良部品を納品したためだ。」

不良部品はヒューズ、温度スイッチ、冷却ファンなど二百三十七品目七千六百八十個に上る。国内商社八社は過去十年間に海外メーカーが発行した品質検証書六十件を偽造。しかし電力公社などは、投書で不正が発覚するまで事実を認知できず、その安全不感症体質を露呈した。

こうした中で危惧されているのは今冬の大停電。国内発電容量は八千二百万キロワットで最大需要は八千万といわれている。新たに原発に不具合があれば、需給逼迫は避けられない。」

・・・・本当に大停電が再発した場合、ウォン安もありそうですね。それでなくても最近の韓国は、ウォン高もあり意外と製造業が苦戦気味で、屋台などで働く失業者予備軍も増加中です。今後は急激に少子高齢化も進みますが、年金などの福祉予算が経済力の割には相当貧弱で、個人資産の主力の不動産の価格も弱含みです。この国の順調な経済成長期はそろそろ終わりが見え始めたとの見方が、私も含めて最近は強まっています。

世界経済と手堅いお金の殖やし方にご興味のある方は、こちらもどうぞ。

無料ガイダンスも、あります。

http://www.aoia.co.jp/academy.html

今回は、以上になります。

来週も、興味深いニュースをご紹介出来ると思います。

【※】当ブログ記事は、AOIA 株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、あくまでもAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


  • グローバル資産形成学院WEBキャンパス開校 ネットで学べるオンライン講座
  • WEBキャンパスで開催中の講座はこちら
  • WEBキャンパス会員登録はこちら
  • 資産形成力要請コース