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2012年11月12日(月)知られざる資源大国ギリシャ、ロシア奥地の未発掘巨大ダイヤモンド鉱山・・・一流情報誌「選択」最新ニュースから、世界の動きを考える

  • 投稿日:2012年11月12日

「読めば資産形成の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

20121112日(月) by Dataと小勝負(AOIAアナリスト)

こんにちは、Dataと小勝負です。今月からこのブログ(コラム)で、新しいシリーズが始まります。以前自己紹介のブログを書いた時に確か、『大学時代から情報誌「選択」の記事を20年間読み続けている』と書きましたが、ほとんどその内容に触れて来なかったので、ご紹介します。実は、重要情報が結構潜んでいて、読みだすと止まりません。

「」内が記事の要点紹介部分で、・・・・以降が私のコメントです。

2012年11月号18ページ WORLD●情報カプセル

シリア反体制派にフランスが新たなテコ入れ

シリアの反体制派武装勢力の実態は、つかみ切れない。米国政府はこれまで、離反兵士らが七万人ほどいると見ていたが、米欧の諜報機関が情報を精査した結果、三万人程度に留まるともいわれている。このうち約一割は国際テロ組織との関連などが疑われるイスラム過激派だという。

最近アサド政権側には、盟友のイランが革命防衛隊のエリート組織「コッズ部隊」メンバーをシリアに送り込み、実戦を指導。情報筋の話では、ロシアも軍事顧問を同行させ、戦闘集団としての統率を支援しているという。

ゲリラ戦で存在感を高める反体制派だが、規模・陣容ともに不充分な実情は、否めない。こうした情勢を受けてフランスは、反体制派が支配力を強める「シリア・トルコ国境」に飛行禁止空域を設定して、反体制派への支援に踏み切る方針に傾いているという。』

・・・・シリア内戦の悩ましい所は、反体制派が勝利すればそれで一件落着とは限らない事です。その一部は少なくても過激派かテロ組織との報道は後を絶たず、しかもシリア国内には大量の化学兵器まであり、その行方が不安視されています。そしてアサド氏は「国外亡命を拒否し徹底抗戦する」と、最近発表しています。実はサウジアラビアなどの湾岸諸国が反体制派を支援している事もあり、これではなかなかシリアの内戦は終わりそうにはありません。

今後のシリア情勢と関係したイランやイスラエルなどの動き次第では、米ドル相場やエネルギー価格などにも、影響が出るかもしれません。

・・・・実は、イランの核開発関連の重要ニュースが、最近ありました。

[ロンドン 2012年10月31日 ロイター] 抜粋版

イスラエルのバラク国防相は英デーリー・テレグラフ紙に対し、イランが今年、中濃縮ウランの3分の1以上を民間利用する決定を下し、同国の核開発計画が後退しているとの認識を示した。

同相はイランが中濃縮ウランの3分の1以上を民間利用する決定を下した事で、差し迫った危機は回避されたと指摘。「この決定により、最終決定を8─10カ月先送りする余裕ができた」と述べた。

アナリストは、イランがすでに核兵器数発の製造が可能な低濃縮ウランを保有しているが、実際にミサイルを製造するには数年かかる可能性があるとみている。』

・・・・イラン情勢を根拠とした原油高は、少なくても当面はそれ程なさそうな予感がします。むしろ個人的には、依然としてくすぶっているイラクのテロ活動の方が、気掛かりです。

すでにイラクの原油生産量は、経済制裁下のイランを超えていて、今後も急増する可能性があるためです。

19ページ WORLD●情報カプセル ・・・・ユーロ復活の隠し玉かもしれません

注目されるギリシャの地下資源 財政問題も解決か?

ギリシャが、実は域内有数の有望な資源大国である事実が注目されている。

『「金」は十年以内にフィンランドを抜き欧州最大の産出国になるとされ、すでにオーストラリアとカナダの企業が採掘プロジェクトを開始している。

原油もイオニア海に二百二十億バレル、エーゲ海に四十億バレルの計二百六十億バレルが見込まれており、埋蔵量では世界第十二位だ。さらに天然ガスも米資源探索会社の見積もりでクレタ島とキプロス島の間付近を中心に、十五兆立方メートルが眠っているとされ、世界第四位の規模となる。

ギリシャ政府の資源開発は欧州域内でも遅れていたが、ここにきてにわかに開発に乗り出している。政府の専門家グループによる調査だけでなく、石油・天然ガス探索の入札も行われた。』

・・・・しかも、ユーロ圏の経常収支の黒字額は、順調に増加中です。2012年は1,000億ドルを突破し、来年は1,500億ドル近くまで増加すると、国際通貨基金(IMF)では予想しています。私は当面ユーロが存続して相場もそれほど急落しないだろうとは考えていますが、スペインやイタリアなどの経済・財政・政治状況がまだ不安定なので、少なくても当面は本格的に付き合う予定は、ありません。

案の定、日本国内のFX(外国為替証拠金)の世界でもユーロは不人気で、豪ドルの方が人気です。

・・・・ダイヤモンドの長期的な需給バランスは、危うくなるかもしれません。これほど巨大な埋蔵量では人造ダイヤさえ不要かもしれません。世の中、分からないものです。

19ページ WORLD●情報カプセル

『ロシア政府はこのほど、西シベリア東部の鉱山に一兆カラットを超えるダイヤモンドの鉱脈があることを明らかにした。従来の全世界埋蔵量の十倍以上にあたり、市場取引量の三千年分に当たるという桁違いの量だ。当該鉱山で産出されるダイヤモンドは通常より硬度があるといわれ、極めて良質とされる。一九七〇年代には発見されていたが、これまで存在が隠されていたという。事実であれば市場価格の暴落さえ招きかねない。』

・・・以前からダイヤモンドの埋蔵量が意外と多い事は公然の秘密で、確か10年近く前にも米国の大手テレビ局のニュース番組で特集があったほどです。一方、金の絶対量の少なさは相変わらずで、米ドルが過剰と見られて安くなると、価格が米ドル建てという事もあり、価格が上昇しがちです。

もし私が100万円単位のまとまった投資をするなら、ダイヤモンドではなく金を買うでしょう。理由は簡単で、貴金属も含めたコモディティー(商品)の価格を長期的に大きく左右するのは、需給バランスだからです。これは、通貨の相場(為替レート)でも同じです。

60・61ページには「米株式市場に暴落の予兆 大統領選後に富裕層が売り浴びせか」という名前の大型記事まであります。・・・・オバマ大統領再選直後の米国株は、確かに急落中です。

もちろん、情報誌「選択」の全ての記事の見通しが当たるほど世の中は甘くはありませんが、あのニューヨーク市のワールド・トレード・センターと米国防総省(ペンタゴン)へのテロ攻撃のわずか数か月前に、「米国の政界と治安関係者が、未知の巨大テロの可能性に気付いて慌ただしく動き続けている」という内容の、驚くべき予測記事を出した実績もあります。

情報誌「選択」は、世界情勢や投資活動などにご関心のある方にとっては、確かに無視できない存在の様で、弊社AOIA代表の中田裕(なかだひろし)氏も、私が作成した要点紹介資料を毎月確認しているようです。

今回は、以上になります。

次回は、ロシア経済の深刻な課題の「人口・健康問題」がテーマです。

更に世の中の意外な事実にご興味がある方は、こちらもどうぞ。

○第14回AOIA 講演会

テーマ:「日本経済の常識を徹底検証!日本経済の常識を斬る!」

~視点を変えれば日本の意外な素顔がみえてくる~

講師:金融データシステム代表取締役、AOIAシニアフェロー

角川総一(かどかわそういち)氏

弊社のシニアフェローです。著作にご興味のある方は、こちらをどうぞ。

http://www.nikkeibook.com/writer/2121/

【内容】

・「EU の消費税率が 20%前後VS わが国は 5%」は 全くのでたらめだった

・わが国の食料自給率は 40%といっても外国人は誰も信じない

・わが国の投資信託の過半は常に日陰者としてこの世に誕生した

【詳細】

開催日:2012 年 12 月 5 日(水)

間:19:00~21:00 開場 18:30

会 場:泉ガーデンコンファレンスセンター

住 所:東京都港区六本木 1-6-1 泉ガーデンタワー7階room4

交通:南北線「六本木一丁目駅」直結

ご興味のある方はこちらまでどうぞお問い合わせください。

Tel  03-6273-3860

Fax  03-5777-6112

または

https://ssl.comitia.com/aoia.co.jp/contactus.php

AOIA講演会の一覧は、こちらでご確認できます。

http://www.aoia.co.jp/lecture.html

【※】当ブログ記事は、AOIA 株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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