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2012年10月26日(金) 日本の年金支給開始年齢は、実は早すぎるのかも知れません。その理由は・・・

  • 投稿日:2012年10月26日

「読めば資産形成の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

2012年10月26日(金) by Dataと小勝負(AOIAアナリスト)

こんにちは。Dataと小勝負です。私もあなたと同様に、年金は早めにもらえて、半ば趣味のような仕事をマイペースで出来ればなと、ふと思う時もあります。このブログにしても、直前まで最高のテーマを探しているので、毎週の様に頭の中は大忙しです。

しかし現実は、そう甘くはないようです。結論を先に話せば、「いまの仕事を大事にして時には趣味のように楽しみ、多少無理してでも長くコツコツと続けた方が無難」ということになりそうです。もちろん、上手な投資をすれば、長期的に多少は楽できそうです。

以下、日本の年金制度を取り巻く課題の要点を、ご紹介します。

少子高齢化が急速に進む中、日本と同様に他の先進諸国でも、年金財政が厳しさを増しています。これを受け、どの国の政府も年金改革を進めています。例えばデンマークやイタリアは、支給開始年齢を平均寿命に連動させ、長期的には69歳まで引き上げることを検討している程です。

状況を客観視すると、私たち日本人が今後直面する状況は、厳しいものがあります。

以下、平均寿命と年金支給開始年齢の関係について、日本とOECD諸国を比較し、日本の年金支給開始年齢の現状について、ご一緒に考えてみましょう。

日本の年金支給期間の長さはOECD加盟国33カ国中上から3番目の長さで、資金的に続くとは思えません・・・。日本のそれは実に17.9年に達し、アメリカの11.2年、ドイツの13年、ギリシャの13.4年などと比べて、圧倒的に長いのです。

OECD諸国(33カ国)の「平均寿命」と「支給開始年齢(引き上げ予定を含む)」は以下の図表の通りです。

OECD諸国の平均寿命と年金支給開始年齢(引き上げ予定を含む)

(出所)「WDI 2012」および「Pension outlook 2012」から作成。「平均寿命」は男女計(2010年)、「支給開始年齢(引き上げ予定を含む)」は男性のみ掲載。

平均寿命が最も長い日本の支給開始年齢は65歳ですが、平均寿命が日本よりも短く、支給開始年齢(引き上げ予定を含む)が日本よりも高い国は13か国も存在します。具体的にいうと、支給開始年齢が67歳の国には米、独、豪、ギリシャ、スペインが含まれます。68歳が英、アイルランドなどの3か国。69歳はイタリアとデンマークです。

現在のところ、OECDに加盟するどの国の公的年金も、現役世代の保険料が引退世代を支える「賦課方式」を採用しています。このため、一人の引退世代を何人の現役世代がいるかを表す「高齢者サポート比率」が、非常に重要です。

2008年の日本の「高齢者サポート比率」は2.8フランスは3.5、ルクセンブルクは4.4ですが、2050のそれは何と1.2まで低下すると予想されています。言い換えると、仕事を持った現役世代の一人の人間が、ほぼ一人の高齢者の経済的な支援を続けることになるのです。果たしてこれは長期的に実現可能な数字でしょうか?

残念ながら平和な時代は、こうした長期的な年齢別の人口予想は、結構正確に未来を言い当てがちです。さらに厄介なことに、平均寿命よりも長生きする日本人は、結構います。

実際、80歳を超えた男性の高齢者、90歳を超えた女性の高齢者の方達が、介護施設などには大勢います。

寿命は自分で選べず、あなたはご自分が考えているよりも長生きするかもしれません。

すでに政府の財政は借金漬け(火の車)です。あなたはご自分の老後の生活費を、どうされますか?

対策にご関心のある方には、弊社の主力教育コースの「AOIAアカデミー」なども、お勧めです。私も毎回参加していますし今後も参加する予定ですが、代表の中田裕氏の経済・金融・投資に関する知識と理解度は、中途半端な大手マスコミの報道などとは、明らかにレベルが違います。私自身の経験からも言えることですが、日経新聞や日経ビジネス、ダイヤモンドオンラインやJBプレスなどの記事をいくら精読しても、充分ではないのです。

金融商品の魅力もリスクもバランスよく話し、個人投資家が買うべきではないものも、きちんと話しています。少し丁寧に質問すれば、知名度こそ低いものの年間利回りが5%前後の運用が充分に見込める、比較的低リスクな金融商品が意外と多いことに、あなたはきっと驚くでしょう。実際、私が独自に発掘したものも含めてそういった投資信託なども結構あり、どれからレポートを書いたものかという状態です。

中田裕氏は、あなたの投資に関する悩み事の相談にも、対応してくれます。

スタッフは皆、(私よりも?)人柄がよく、あなたの訪問を、いつでも快く歓迎してくれることでしょう。

ご興味ある方は、無料ガイダンスまでどうぞ。「スクール日程」コーナーでも日時は分かります。 http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=412

今回は、以上になります。

来週も、意欲作を発表する予定です。

【※】当ブログ記事は、AOIA 株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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