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2012年10月1日(月) 直販投信で運用成績が最も不調だったのはあの「さわかみ投信」、好調だったのは・・・(下)

  • 投稿日:2012年10月1日

「読めば資産形成の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

2012101日(月)by Dataと小勝負(AOIAアナリスト)

こんにちは。投信・株式関係の各種コンテンツも量産中の、Dataと小勝負です。

来月からは、現在注目されているJ-REITなどの新分野への挑戦も予定していて、次第にまた忙しくなることも予想されますが、このブログ(コラム)は原則的に毎週月・水・金曜日に更新する予定ですので、お時間ある時にどうぞご覧ください。

通常のブログよりも内容が濃いので、お忙しい方にはむしろ休日にじっくりとご覧いただいた方が、実用的な情報も記憶に残りやすいので、お勧めです。

それでは、本題に入ります。

直販投信は投資家向けセミナーなどを積極的に開催しており、運用会社の「顔」が見えやすい点も、魅力です。投信の運用担当者(ファンド・マネジャー)らと直接対話できる機会が多く、さわかみ投信や鎌倉投信などは、投資先企業の見学会も開いています。

運用戦略は意外と多様です。さわかみ投信とコモンズ投信、「ひふみ投信」のレオス社、鎌倉投信の4社は日本株で運用していますが、銘柄の規模や数、選別基準等はそれぞれ特色があります。その他の4社は、複数の投信に投資する「ファンドオブファンズ型」です。

成長中の直販投信業界の課題とは?

最大の課題は、純資産額(残高)規模の小ささです。投資信託協会によると、2012年8月末の直販投信の残高の総計は、公募投信全体の0.6%に過ぎません。個人投資家との接触を増やすため、コモンズ投信はソニー銀行で販売を始めました。「ひふみ投信」のレオス社は、直販投信と同じ運用内容の別のファンドを設定しネット証券大手のSBI証券で販売するなど、直販100%にこだわらない運用会社も出て来ています。

さわかみ投信を除くと赤字経営の運用会社が多いのも、課題です。運用残高がまだ小さいうえに、会社を立ち上げた当初はシステムの初期投資などの経済的負担も、馬鹿になりません。実は運用会社のひとつのクローバー・アセットマネジメントは、以前はそれぞれ別のファンドを運用していた3社が、相場低迷で残高が伸び悩み、経営効率向上のために合併した会社です。クローバーの宮内鋭社長は「ローコスト経営に徹して、世界の優良ファンドを組み入れ、パフォーマンスを上げていきたい」と話しています。

運用理念に魅力を感じて直販投信を買う投資家も目立ちますが、注意点もあります。モーニングスターの朝倉智也社長は「ファンドマネジャーが代わったときは運用理念や方針に変化がないか、注意が必要だ」と指摘します。

どれほど優秀な投資信託も、運用担当者のファンド・マネジャーも、永遠に勝ち続ける事はまずできないのが、この業界の常識です。もし投資信託での資産運用をご検討中の方は、出来れば複数の優良な運用会社を見付けてから始められることを、お勧めします。

また、理念に共感できるかだけではなく、投資プロセスや運用のスタイル、体制(仕組み)、運用成績(パフォーマンス)なども含めて、総合的に判断することが大切です。

個人的に特に注目している「ひふみ投信」は、ダイヤモンドオンラインの双子の大型インタビュー記事で紹介された時点で調査を開始し、私が4回にわたる各種大型レポートを公開後に、日経電子版、日経ヴェリタス、ブルームバーグ等の記事でも続々と紹介され、今回また日経新聞でも好意的に紹介された注目株です。実は「ひふみ投信」の株式売買動向を参考にある方法で日本株売買をすると、あくまでも自己責任とはなりますが、少なくても今までは平均値よりは高めの運用成績を、個人レベルでも充分に狙えます。「ひふみ投信」等の更に詳しい情報をお知りになりたい方は、弊社の有料会員向けのメルマガで、かなり丁寧にご紹介しています。

以下は、主な直販投信の運用成績の要点です。

出典:日本経済新聞 2012年9月26日 朝刊M&I 2面

※残高と騰落率は2012年8月末時点のデータ


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今回は、以上になります。

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