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2012年10月10日(水) 自立した個人投資家が海外投資で成功するには、何が必要か?(中)

  • 投稿日:2012年10月10日

「読めば資産形成の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

2012年10月10日(水)by Dataと小勝負(AOIAアナリスト)

こんにちは。Dataと小勝負です。前回のブログでご紹介した双子の大型コラム「AIJ投資顧問問題を考える(1)(2)」はいかがでしたか? こうしいた雑誌の大型記事に近い規模と内容の大型レポートを提供できるのが、弊社AOIAの実力です。私の様な気真面目で理想家肌の人間から見ても、何とも地味で真面目で勉強熱心な会社ですが、私は結構気に入っています。

海外投資の大衆化が進むなか、「これまでの国内重視の姿勢」と「これから海外投資に向かうべきかもという考え方」の間で揺れ動く個人投資家が、増加しています。日本国内の事だけを考えていればよかった投資家が、いかにして複雑な海外と向き合うべきなのかという、新しい課題に直面しています。

あわてて海外投資に向かおうと決めたとしても、その理解は一朝一夕では達成できません。日本の金融商品に関する用語でさえ専門性が高すぎて、半ば「外国語」です。私自身の経験から言えば、むしろ、「英語よりは覚えやすく理解しやすい外国語」だと割り切った方が、話は早いかもしれません。

「にわか」海外投資家が、今日も誕生しています。

これまでは日本国内一辺倒だった個人投資家が、本格的に海外に向かい始めています。人口減少、少子高齢化、膨大な国の借金、リーダー不在の混乱が続く国内政治、製造業を中心とする大企業のリストラ、非正規雇用の増加、年金問題、デフレなど、日本が抱える問題や課題は、確かに山のようにあります。

新聞や雑誌、投資関連の書籍は自社の営業目的も含めて、「富裕層が国外に資産を移し始めている」「海外に移住する日本人が増加」などと、日本で暮らし、そこに資産を置いておくことに対する警戒感をあおっています。世界経済の動向が直接日本経済に影響を与えるようになり、海外の動きも無視できなくなりました。海外に向かう機運は、海外旅行やロングステイの人気ぶりなども含めて、確かに多くの分野で見られます。

海外に向かう原動力は、日本の将来に対する不安だけではありません。先に述べた様な問題から生じる日本の将来に対する不安は、「何となくヤバイのはわかっているけど、ある日突然変わるものでもない」という、意外と漠然とした弱めの危機感です。

むしろ最近の海外投資に火をつけたのは、ここ数年続く円高があります。円高が短期的だったら、ここまで海外投資ブームは続かなかったかも知れません。国内投資が中心で、為替動向に無関心だった個人投資家も、外貨預金などのシンプルな方法も含めて、「円高を利用しようか」と考える様になって来ています。

もう1つは、言わずと知れた東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故、及びその後の今日まで続く一連の混乱状態があります。自分と家族の生命に関わる問題でもあり、いま暮らしている場所が安全かどうかを、本気で考える様になりました。資産を海外に移すというだけでなく、「仕事や生活の場までも海外に移した方が良いのでは」と考える方も、大勢います。

実際、私も参加した『日経CNBCプレミアムセミナー「世界の個人投資家が移住するシンガポールの魅力~資産保全と会社移転~」』でも、日本の富裕層やエリート層と思われる熱気あふれる大勢の方で、ほぼ満席でした。

この2つの現象は確かにインパクトがあります。いてもたってもいられない焦りを生み出すからです。「虎の子の資金を海外に移さなければならない、日本円建ての資産を外貨建てに替えなければ損をする・・・。」そう考える方もいて、それを促す業者も、少なからず存在します。

40代前半までの方なら、上記の理由で海外に向かえるかもしれません。しかし、40代後半以上だと、1980年代後半から90年代初めでのバブル期のほろ苦い記憶が、蘇りがちです。ニューヨークやロサンゼルス、ハワイ、オーストラリアなどで派手な投資した人びとの挑戦と失敗の記憶が、頭をよぎる人もいるでしょう。「海外はもうこりごり」という考えと、いま目の前にある危機とチャンスが重なり合い、彼らなりに、おっかなびっくりと、多様な形で動き始めています。

迅速であれ、じわじわとであれ、「にわか」に海外に興味をもった新たな個人投資家の誕生です。共通しているのは、「海外に投資したいのだが、どうすれば良いのか、よく分からない・・・」ということです。

広告などを頼りに、とりあえず「何かのとっかかり」をつかみますが・・・・

海外の商品を取り扱ったり、海外で銀行口座の開設サポートしたりしている企業は、世相を反映させて人々の心をつかむのは、確かにうまい。ウエブ広告に資金を投入し、これから海外投資に向かおうとする潜在顧客の獲得に躍起です。

これまで日本国内で株式やファンドなどに投資していた個人投資家は、海外ファンドに興味を持つかもしれないし、日本の不動産に投資していた投資家は、海外不動産に向かうかもしれない。ネット上でさっと見つけられる情報だけでも、「海外の銀行口座開設サポート」「海外の証券口座開設サポート」「海外不動産投資セミナー」「海外積立型ファンド」などが、目立ちます。

こうしたセミナーに行かれるのも悪くはありませんが、事前に効率的で実用的な判断の目安を確かめたい方には、弊社AOIAの主力イベント「AOIAアカデミー」がお勧めです。為替の決まり方の基本的なルールから、国内外の主な金融商品の特徴・魅力・リスクまでをバランスよく学べ、私も結構勉強になります。無料ガイダンスなどにご興味のある方は、こちらをどうぞ。

http://www.aoia.co.jp/「スクール日程」のコーナーでご紹介中です。

今回は、以上になります。

次回は、投資の勉強がもたらす多様な効果についても、考えてみます。

【※】当ブログ記事は、AOIA 株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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