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超低コスト高成績は当たり前? あのバンガードがETF50本を日本に追加投入開始! 何を基準に選ぶと良いか?

  • 投稿日:2015年2月20日

本ブログは、今週公開のAOIA会員様向けニュースレター「週刊先読みダイジェスト第70号」の一部などを、再編集したものです。とっておきの内容ですので、まずはご一読ください。

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バンガードが日本で50本追加販売! 高成績はものはどれか?

バンガード・インベストメンツ・ジャパンは2015年2月9日に突然、米国籍ETF(上場投資信託)50本を新たに日本で提供すると発表しました。2月10日夜から、SBI証券、マネックス証券、楽天証券が取り扱いを開始しました。今回の50本追加で、日本で購入可能なバンガードのETFは計67本に急増し、選ぶのも一仕事という状況です。

 50本の内訳は、株式ETFが38本、債券ETFは12本。株式ETFはグローバル・地域株式型のETFを3本追加したほか、米国株式は規模別、スタイル別のラインアップを大幅に増やし、注目のセクター(業界)ETFも10本まとめて投入しました。債券ETFは米国の債券に投資するETFを追加。短期から超長期まで幅広い年限をカバーし、種別も国債だけでなく社債や物価連動債、モーゲージ担保証券まで揃えました。バンガードはインデックスファンド最大手として知られ、業界屈指の低コストを強みに人気を集めています。近年はETFのシェアも急拡大し、15年1月末時点の米国籍ETFの純資産残高は4340億ドル(約51兆円)となり、あのステート・ストリートを抜き第2位に浮上した。まさにETF(上場投資信託)業界の超大物にして台風の目です。

バンガードは「長期分散投資志向が強く歴史と実績があり低コストで安全志向も強い」ため、私は「ETFのメルマガ」でも、割と丁寧にご紹介しました。「一気にこれほどの大攻勢」を始めるとは私にも予想外でしたが、それなりに勝算があっての事だと思います。特にどれを推奨という訳ではありませんが、選択肢が一気に増えた事はおおむね歓迎できます。今後は「投資信託(投信)を検討する前に、まずは類似のETFを調べる」事が、大流行しそうです。特に現在の様な不安定な相場では、ダウ工業株30種平均や日経平均などのインデックス(指数)にまとめて投資するETFの様なパッシブ投資(指数に連動した投資成果を目指す投資)の方が、個別株の売買でインデックス(指数)以上の結果を目指すアクティブ投資よりも、安定した結果が出しやすいだけに、なおさらです。

「現在日本で買えるバンガードETFの一覧表」のURLは、こちらです。欧州株特化型もあります。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券では全て購入可能です。

少なくてもSBI証券なら、全てNISAの口座経由でも、売買可能です。

https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/vanguard-etf-list-retail.pdf

 

バンガードのETFの経費率の低さは、確かに目立ちます。例えばこんな感じで、年間0.1~0.2%前後が目立ちます。日本の投資信託(投信)の平均値より、けた違いに安いのです。これだけでも10年間で軽く10%強も投資成績は変わります。

バンガードのセクター別のETFの一覧表

 最近では、国内で購入可能な海外上場のセクターETFが充実して来ました。2015年2月10日からはバンガードの米国上場のセクターETF10本が購入可能となりました。そこで、バンガードのETFを例に各セクターのパフォーマンスを見ると、過去10年のトータルリターンは、ヘルスケア、生活必需品、公益事業とトップ3が、ディフェンシブセクターとなっています。これら3セクターは同期間の標準偏差が最も低いセクターでもあり、リスクを低く抑えることが良好なパフォーマンスにつながったと言えます。S&P500と比べても、上位3セクターはトータルリターンだけでなく、運用効率を示すシャープレシオでも上回りました。

バンガードのセクター別ETFパフォーマンス一覧表

 セクターETFは景気循環に応じて機動的にリターンを狙う投資ツールとして利用され、どちらかと言えばポートフォリオの「サテライト」として位置付けられることが多い。だが、ディフェンシブセクターのETFは下落リスクを抑えながら長期で安定的なリターンを得る「コア」資産としても有力な選択肢となろう。

 実は公益株はREITと同様に、金利上昇時に価格が下がりやすい経験則があります。「REITと公益株は金利上昇後に安くなってから買う」のも、現実的な選択肢かと思います。

ただし、話はここで終わりません。今回ご紹介した過去の実績が充分なバンガードのETFを買えば今後の投資は楽勝と言うほど、話は甘くないのです。投資家向けのメディアでは昨年末ごろから散々書かれてきた事は、「これ以上の米国の株価上昇には、企業の売上増加が必要」なのです。ブルームバーグとS&Pの集計データによると、S&P500種は2009年3月以降に204%上昇し、株価収益率(PER)は約19.7倍。1980年以降の平均PERは21.3倍。しかし肝心の、株価売上高倍率(PSR)は約1.76倍と、2000年末以来の高水準に達し、実は米国株には過熱感があります。

 米企業はこの6年で経費削減や自社株買いを通じて利益を倍増した一方で、売上高増加に苦戦して来た結果です。これからETFも含めた米国株投資で安定した利益を狙うには、セクター(業界)レベルでも構いませんので、今後の売上高増加率の見通しも加味した投資先の選別は必要でしょう。これが出来るのと出来ないのでは、今後の投資成績はいくらでも明暗が分かれますが、証券会社の営業員くらいでは、そこまで先の事は分かりません。私自身もまだ勉強中というほど、奥が深く経験値も求められる話なのです。だからこそAOIAではあなたのために、とっておきの実用的なイベントをご用意いたしました。内容面では私が執筆した「ETFのメルマガ」よりも、更に本格的で分かりやすいものになりそうです。

 投資経験数十年の弊社代表から更に詳しくETFを効率的に学びたい方は、こちらをどうぞ。「ETFとは何か?」から説明し、バンガード以外の物も含めて、今後有望と思われるいくつかのETFを使ったポートフォリオ(資産構成)を、一緒に考えてみます。純粋な勉強会ですので、お気軽にどうぞ。なお、席には限りがございますので、早い者勝ちとなります。

「ETFを活用して、かしこく資産形成!〜実践!お金のワークショップ〜」

日時:2015年02月28日(土) 14:00~15:30

場所:AOIA虎ノ門セミナールーム 〒105-0001 東京都 港区虎ノ門2-9-11 信和ビルB1F

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=1534

 

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https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicMailMagazineEntry.aspx?no=3

AOIAフェローのDataと小勝負からでした。

今回は、以上になります。

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【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。

 

 


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