人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

日本株急上昇を支える「年金資金」と重要な相場の転換点とは?

  • 投稿日:2015年3月2日

本ブログは、今週公開予定のAOIA会員向けニュースレター「週刊先読みダイジェスト第72号」副題『米金利見通し、日欧株上昇、まだら模様の米国株 特集号』の一部を再編集したものです。

株式投資で大儲け中の日本の公的年金を管理するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)

 GPIF公表の2015年10-12月運用状況によると、収益額は6兆6233億円で、収益率は5.16%と、国内外での株高や円安を背景に3四半期連続で増えました。運用資産額は137兆358億円に達し、比較可能な2001年度以降での最高資産額を2四半期連続で更新する勢いです。累積収益額は自主運用を始めてから14年弱で47兆9093億円に膨らみ、更に増加中です。皆さんの公的年金を管理している組織は、それなりに投資で結果を出しつつあります。国内株式の収益額は1兆5619億円で収益率は6.20%。外国債券は1兆5228億円で9.36%、外国株式は2兆4699億円で10.32%でした。国内債は1兆424億円で収益率は1.88%と、やはりそれなりの結果でした。

GPIFは昨年10月末に大幅な資産構成の見直しを発表しました。運用資産に年金特別会計で管理する積立金も加えた年金積立金全体に占める各資産の構成比は同年12月末に、国内債が43.13%と前身の年金資金運用基金として積立金の自主運用を始めた01年度以降で最低。国内株は19.80%と過去最高となりました。外債は13.14%、外株は19.64%と、ともに最高を更新しました。

 GPIFの2014年10~12月期決算によると、国内株式の比率が12月末時点で19.8%と、9月末に比べて2.0%上がり、2兆円弱を買い増した模様です。日本の株価が堅調なはずです。GPIFは昨年10月末に国内・海外株式の比率をそれぞれ25%に上げることを柱にした資産構成の新しい目安を発表し、今回がこの目安での初めての決算になります。それを前提にすると今年1月から来年3月までに国内株式を3.1兆円、外国株式を5.1兆円買い増す余地があります。

 GPIFによる日本株買いが市場予想を上回るペースで進み、日本の株価は急上昇中ですが、この勢いだと年内にも目標中央値に達するため、「実はこれから息切れの可能性があるのでは?」との警戒感も出始めています。しかし、更なる日本株の購入資金が登場しました。「公務員の年金」です。当面の日本の株価は過熱しやすい状況が続きそうです。株価上昇の持続力が期待される○○○○○や欧州株などへの分散投資も、現実的な選択肢になりそうです。

『最近のマーケット情報や実用情報を無料で知りたい方はこちらをクリック』

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicMailMagazineEntry.aspx?no=3

========================================

 国家公務員の年金資産を運用する国家公務員共済組合連合会は2月25日、資産構成の目安を見直して、国内株式の比率を8%から25%と3倍に増やすと発表しました。国内債券は74%から35%に下げ、同日から適用しました。会社員の厚生年金との一元化を10月に控え、130兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と同じ資産構成にするのです。

 国共済は中央官庁の公務員や日本郵政の社員ら約100万人が加入中で、運用資産額は7.6兆円(2014年3月末)。海外債券の目安は2%から15%に、海外株式は8%から25%に引き上げます。大幅な見直しになることから、実際の国内債券の比率は目安から上下30%まで離れてもよいことにしています。ただ、新しい目安に到達する期限は示してはいません。債券価格や株価、為替を検討して売買する方針です。

 実は地方公務員の年金を運用する地方公務員共済組合連合会(運用資産18.9兆円)と私立学校の教職員の日本私立学校振興・共済事業団(同3.8兆円)も、GPIFとほぼ同じ目安の導入を近く発表する見通しです。いずれも今の目安に比べると、国内債券を大幅に減らし、国内株式や海外資産を増やすことになります。

 計30兆円の共済年金の投資先の見直しは金融市場にも大きな影響を与えそうです。ゴールドマン・サックス証券の試算では、3共済がGPIFと同じ目安を導入すれば、5.1兆円の国内株式の買い増し余力が生まれます。「定期的に日本株の買いが発生し、実需の面から株価を下支えする」(西川昌宏金融商品開発部長)。試算では海外資産も8.8兆円の買い増しとなり、長期的には円安の要因となり、外国の金融資産の投資妙味を高めます。国内債券は満期償還を含めて13.8兆円分減ることになりますが、日銀が国債を大量購入する金融緩和を続けているので、債券市場への影響は限られそうです。

『最近のマーケット情報や実用情報を無料で知りたい方はこちらをクリック』

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicMailMagazineEntry.aspx?no=3

2015年2月の日経平均株価は月間ベースで2カ月連続の上昇でした。27日終値は1万8797円94銭と2000年4月20日以来の水準で、月間の上昇幅は1123円55銭(6.36%)と、13年11月(1333円93銭)以来1年3カ月ぶりの上げ幅となりました。月末終値ベースでは00年3月以来の水準となります。日経平均は海外投資家が日本株投資の重要な目安として注目する150ドルを超えて上昇中のため、2月15~21日には待望の海外投資家による日本株投資は2週連続の買い越しとなり、買越額は2890億円でした。日経平均があと8%近く上がれば2万円の大台に届きます。これはIT(情報技術)バブルで2万0833円の高値をつけた00年4月以来の事で、もし達成できれば東証上場企業の株式時価総額(2月25日で566兆円)は600兆円を超え、バブル最盛期の1989年末の611兆円に迫ります。

 この様に「上がるから買う、買うから上がる」話題性がある相場まであと一歩まで回復した日本の株価は、今後の状況次第では意外と急激に過熱する可能性があり、チャンスは多そうですが冷静で適切な対応が求められます。

この様に、多数派の日本人が「投資は面倒だ」「株は怖い」と言っている間にも、皆さんの年金資金の一部も、日米株を含む投資の世界にしっかりと組み込まれて、株価を上げていきます。財政難の日本の内部崩壊を防ぐには超低金利の長期的な持続はかなり重要な前提条件となりますが、期待される年金額ほどには保険料は払われていません。他にこれといった対策もないので、後はどれだけ上手く投資で結果を出せるかで今後の評価は決まりそうです。「この機会に今後の参考までに無料でもう少しだけ勉強したい」方は、こちらをどうぞ。ご興味あればお読みいただければ、それで充分です。今後も何らかの形で投資のチャンスは続きそうなので、これから学んでもチャンスはありそうです。

『最近のマーケット情報や実用情報を無料で知りたい方はこちらをクリック』

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicMailMagazineEntry.aspx?no=3

 

以下は、「週刊先読みダイジェスト第72号」の主な内容です。

第1章:FRBの金融政策の最新事情 イエレン氏が約束した米金利上昇のサインとは

第2章:景気回復中の欧州の株式投資ブームの理由と曲者の○○株

第3章:日本株は当面強含みか 予想を超える年金資金の巨額購入

第4章:超格差社会米国の意外な株式投資事情 消費株は不発で○○○○○が有望か

第5章:先月のマーケット状況と今週以降の見通し 日米株価は小幅調整か

 

「週刊先読みダイジェスト」はAOIAアカデミーの教材です。ご興味ある方はこちらをどうぞ。

『人生を豊かにする経済とお金の学校 AOIAアカデミー【無料ガイダンス】』

日時:2015年03月04日(水) 19:00 ~ 20:30

場所:AOIA虎ノ門セミナールーム 〒105-0001 東京都 港区虎ノ門2-9-11 信和ビル B1

詳しくは、こちらをどうぞ。

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=1552

 

『最近のマーケット情報や実用情報を無料で知りたい方はこちらをクリック』

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicMailMagazineEntry.aspx?no=3

========================================

【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


  • グローバル資産形成学院WEBキャンパス開校 ネットで学べるオンライン講座
  • WEBキャンパスで開催中の講座はこちら
  • WEBキャンパス会員登録はこちら
  • 資産形成力要請コース