人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

日本の景気の最新状況が分かる方法とは?

  • 投稿日:2014年10月10日

本ブログは、角川総一氏が講師の先月の「これから始める経済記事の読み方教室」の一部を、ご紹介するものです。

日時:2014年9月18日(木)19:00~21:00

会場:AOIA虎ノ門セミナールーム 弊社オフィスは同じビルの7階にあります

〒105―0001 東京都虎ノ門2-9-11 詳しくはこちら。http://www.aoia.co.jp/access.html

講師:角川総一氏 AOlAシニアフェロー 金融評論家

金融データシステム代表取締役 経済企画庁(現 内閣府)、日本銀行をはじめ、金融機関、諸団体などでセミナー講師として活躍。

 

本講義の感想:私も奮戦中ですが、やはり仕事の丁寧さと理解の深さが違います・・・・。

新聞の記事に書かれていない重要な事が何かまで、分かります。現実の景気(見通し)よりも新聞の報道は、楽観的に書く傾向があります。

本講義を録画したDVDなどもご参照頂ければ、理解は更に深まると思います。

「」内部は、角川総一氏の発言です。※(特記)後のものは、私のコメントです。

▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬

以下は、主な内容です。※グラフなどは省略します。

現在の円安のペースは速く、ポイント(要点)は二つあります。一つ目は、2014年10月に米国の量的金融緩和第3弾(QE3)の終了が予定されていて、これに伴ってFRB(米連邦準備理事会)による1月150億ドル分の米国債などの購入が終了予定のため、金利上昇の可能性が意識されている事です。現在は米国の金利上昇は、来年の秋頃が有力視されています。二つ目は、米国の金融が引締め方向といっても、株式市場は米国のゼロ金利がまだ続くと考えていて株高ですが、為替市場は米国の金利上昇が以前の予想よりも早まると考え、ドル高になっている事です。

「機械受注統計を見れば、日本の設備投資の動向が予測できます。概ね、機械受注の○ヶ月後に納品され、設備投資となります。」

『経済の専門家が景気の先行きを判断する上でとても重視している調査結果に「法人企業景気予測調査」があります。これが果たして好転したのかどうかについて、ご一緒に確認してみましょう。』

『景況判断指数は、「景気が良い」から「景気が悪い」を引いて算出します。』

「四半期は3カ月なので、7~9月期の前期はその3カ月前の4~6月期になります。」

2014年7~9月期の大企業景況判断指数は11.1とありますが、実は5月15日時点の調査結果の13.4から下方修正された事が、この記事には全く書かれていません。この様に新聞の記事には書かれていない重要な事が、意外と多いのです。実際の投資の判断では、数値そのものよりも、それが以前と比べて上方修正か下方修正かの方が大事です。この調子では、2014年10~12月期と来年1~3月の景気見通しも、○方修正されそうです。

「内閣や財務省などは、今後の消費増税のために、2014年7~9月期の日本の経済成長率を出来るだけ高くしたい。しかし経済統計は、そう簡単には小細工できません。

「速報値よりも一番悪化したのは、実は設備投資です。」

※最近の国内景気は設備投資増に依存しがちです。

「2014年4~6月期国内GDPを1.4%増やした在庫投資は、売れるとは限らない物です。」

※在庫調整に失敗との見方が最近浮上中です。

「2014年4~6月期の日本の経済成長率は、民間在庫増を除けばマイナス(▲)8.5%でした。」

「2014年4~6月期の日本のGDP成長率を見ると急低下中で、民間最終消費支出、民間住宅、民間企業設備が、全てマイナスです。」

『いままで多くの日本のエコノミストの景気予想は、楽観的過ぎました。米大手金融機関のシティグループが景気の体感温度の目安として発表している「経済サプライズ指数」を見ると、最近の日本はマイナス80%近くにまで低下しています。指標の大部分が予想を下回っていた為です。』

※こういった指数は、数字がプラスなほど良く、マイナスなほど悪いので、「かなり予想外に悪い」のです。今後も続くであろう税金や社会保険料などの負担増に困惑しないためにも、投資も含めた豊かな経済力の確立が求められそうです。私も経験済みですが、流れが読めるようになれば、投資での年間10%くらいの利回りの確保は、時には意外と簡単です。日経平均が下がっている日にも株価が上昇している銘柄はありますし、その中で私が持っている物もあります。ドル高円安ならまずはドルを持ち、必要に応じて(円安なら)株価が上がりやすい企業の株を買い、向いている方は米国株やFXに挑戦するなど、方法はいくらでもあります。傍観者は取り残されるだけです。日本の事情抜きでドル高円安が進行中で、インフレと増税は今後も続く事でしょう。

「消費者物価指数(CPI)は現実の物価よりも高めの数字になりやすい。同じ物を同じ人が何年間も買い続ける事を前提に計算していますが、現実はそうとは限りません。」

「日経・東大日次物価指数は、POS(販売時点情報管理)統計をもとに算出しており、実際に売れた商品の価格です。」

『「日経・東大日次物価指数」は直近の物価のデータが公開されているので近頃注目されていて、グラフはネットで取れます。』

※具体的な方法の確認は本講義(のDVD)をどうぞ。

『全国消費者物価指数(CPI)と日経・東大日次物価指数のギャップの背景には「物価が下がった」というより、生活水準低下による「買える物のレベルダウン」があるのでは? 日経・東大日次物価指数の売上高指数(金額ベース)も、実は落ちている。』

「消費増税後の国内消費は、食品スーパーの売り上げで見ても、百貨店の売り上げで見ても、大都市圏は底堅いものの、地方の苦戦が目立ちます。その一因は、大企業は大都市圏に多く、地方は中小企業が多いという現実です。企業間の格差が、地域間格差も生み出しています。

※他にも、地方は車社会の為、ガソリン代も含めた交通費(生活費)が意外と高い事も理由です。

日本の実質賃金は前年同月比で見ると、全国で-3.5%でしたが、沖縄県の那覇市は3.4%の増加でした。これは、福島原発問題もあり本土からの移住者が増えていて、景気が良いためです。」

※恵まれているはずの東京都区部でも実質賃金は-2.8%でした。

※出席者の方が、「○○県は住居費などの生活費が格安で、大都市圏からの移住者が起業のために大勢移住して来ている」との、興味深いお話をしていました。

 

角川先生お勧めの日本経済(週次)予測に関する経済サイトリンク集は

【数量経済分析センター センター長 稲田 義久さんの週次予測】です。

http://www.apir.or.jp/ja/research/asis-economy/3449/

 

本講義を録画したDVDや有料版レポート等にご興味ある方は、こちらまでお問い合わせください。 info@aoia.co.jp

 

今月の「これから始める経済記事の読み方教室」は、こちらの予定です。

日時:2014年10月16日(木) 19:00 ~ 21:00

場所:東京都港区虎ノ門

詳しくはこちらをどうぞ。https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=1376

 

『最近のマーケット情報や、実用情報を知りたい方はこちらをクリック』
https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicMailMagazineEntry.aspx?no=3

今回は、以上になります。AOIAフェローのDataと小勝負からでした。

【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


  • グローバル資産形成学院WEBキャンパス開校 ネットで学べるオンライン講座
  • WEBキャンパスで開催中の講座はこちら
  • WEBキャンパス会員登録はこちら
  • 資産形成力要請コース