人生を豊かにする経済とお金の学校 グローバル資産形成学院

子供を産んでも女性が仕事と生活に困らない方法とは?

  • 投稿日:2015年1月9日

本ブログはかなり自由に会社の看板で書いていますが、もちろん確かな情報源をもとに書いています。今回もリアルに「日本と私達の現実」に、迫れると思います。

 女性の雇用拡大が国家プロジェクト(大目標)になっている現在、保育園の待機児童問題解消が急ピッチで進められています。しかし、施設整備の遅れや職場の理解不足などで社会復帰を妨げられ、正社員で管理職(直前)というキャリアの断念を余儀なくされるワーキングマザー(ワーママ)がまだ多いのも、また事実です。「待機児童」の背景には、当然ながら働きたくとも働けない「待機ママ」の存在があります。「彼女たちが事前に出来たはずの事と、これから出来そうな事」とは、果たして何でしょうか?

 大手教育サービスに勤めるHさん。30代前半になり「もう少しで部長昇進」というタイミングで妊娠が分かりました。産後1年で復帰を試みるも、保育園入園の倍率が非常に高い地域だったことが壁になり、やむなく保育園入園を断念。その結果、3年間もの育休取得による「失業期間」が待っていました・・・・。

彼女が教育サービスの会社に正社員として入社したのは2000年頃です。非正規の社員まで合わせると1万人を超える、大きな会社です。正社員で入社すると、まず塾の運営を任されます。彼女も集客、運営、講師の育成を含めて、全て経験しました。講師として教室で子どもたちに勉強を教えていたこともあります。これら全ての仕事が出来たので、優秀なのは確かでしょう。

当時の肩書は教務主任でした。飲食業界でも正社員入社の人はいきなり店舗チーフを任されることがありますが、それに似ています。生徒や保護者の方たちを相手に必死にコミュニケーションするという生活が3年続いたので、激務だった事でしょう。「親の心、子知らず」というか、親が心配する一方で真面目に努力しない子供は、いくらでもいますからね・・・・。

3年目に入り、社内で研修課を立ち上げる事になったという情報を耳にし、人材育成に興味を持っていた彼女は「ぜひさせて欲しい」と手を挙げました。それまで実は会社には研修システムが無かったのです。何かをゼロから立ち上げるという企画に参加出来る魅力もあり、嬉しいことに希望通りに異動できました。そして、産休を取得するまでの丸7年、人事畑を歩むことになりました。

 2008年に結婚し、翌年に息子が生まれました――。

会社には丸3年の産休・育休を取得できる仕組みがありました。実は、この仕組みを整えたのは彼女でした。女性の働きやすさを考える社内チームのリーダーに就任していたこともあって、もともとあった育児休業の期間を3年に延長させたのです。

 教育業界は「子育てと両立しやすそう」と思われているかも知れませんが、教育サービスは学校の放課後時間を活用したビジネスですから、どうしても仕事は夜型になってしまいます。また、教育業界は厳しい実力社会でもあります。女性が長く働き続けることができる企業になるためには、早急にワークライフバランス(仕事と私生活のバランス)面を充実させなければならないという、課題もあったのです。彼女は当初は、育児休業を1年間だけ取得して、早々に職場復帰する予定でした。それほど仕事にやりがいを感じていました――。

「保活は妊娠中から必要」と後で知り、いきなりピンチに・・・・

雲行きが怪しくなり始めたのは、息子が誕生した2009年の夏頃からです。いわゆる保活(保育園探しの活動)を始めた後でした。住まいは港区なので、最初は区内の認証保育園をいくつも回りました。そして待っていた現実は、平均150~200人待ちという厳しい状況でした。「順番が回ってきたら連絡しますが、いつになるかは分かりません」と何度も言われ、認証保育園は全く当てにできないことが判明しました。年明け1月には、認可保育園の申込用紙に第5希望まで記入して提出。しかし、「ご希望にかないませんでした」といった趣旨の書類が1枚届いただけでした。

 夫婦ともにフルタイム勤務だったので、保育の基準指数(本来の優先順位)は高いのです。区役所の窓口に行き、「なぜ保育園に入れないのか」と聞いたところ、「夫が自営業であること、世帯所得が相対的に高いために順位が下がってしまうのではないか」と言われたそうです。3月の二次募集の結果もダメでした。2009年当時は待機児童が大きな問題として注目される前だったということもあり、民間の施設もそれほど無かったのです。もっと熱心に情報を集めれば良かったのでしょうが、ツイッターやフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)も当時はまだ今ほど盛んではなく、「みんな、どうやって情報を集めているのだろう…」と常に思っていたそうです。

児童館などで、ほかのママたちに話を聞くうちに分かってきたのは、「みんな、妊娠中に保活していた」という事でした。みんなが妊娠中から登録するから、夏の時点で150人待ちにもなるのです。彼女の保活は、始めるのが遅過ぎ、そもそもライバルよりも大きく出遅れていたのです。

2年目の保活も失敗!!

 自営とはいえ中小企業の経営者である夫は、業務多忙なため育児面では期待できません。夫婦ともに実家も遠方でした。「どちらかの親を呼び寄せて」という選択も難しかった様です。生まれたときから郷里を離れたこともない両親をいきなり都心に呼び寄せるのは困難な話です。高齢者になっていきなり生活環境が変わると、ストレスが強すぎて、いつの間にやら認知症などに陥る高齢者は意外と多いので、確かに私としてもお勧めできません。苦渋の選択ではありましたが彼女は、会社には「保育園に預けられなかったので、育休を1年延長する」と申し出ました。

 1年前と同じ手順で、2度目の保活を開始しました。さすがに2年目。2歳児なのですぐに入園できると思いきや、状況はますますひどくなっていました。彼女が後で分かった話ですが、2010年は港区の保育人数が膨れあがった年だったそうです。芝浦に大規模マンションが続々と建ち、その建築ペースに自治体の保育施設の定員確保が全く追いついていなかったことが、原因だったようです。物理的に建物が足りないので、どんなに動いても仕方のない状態だったのです。さらに待機児童の数は少ないにしても、待機児童率では当時の港区は、東京23区でワースト1のエリアだったとの事です。

 そんな状態で彼女は、自分のキャリアを全く主体的に考えられない状況に追い込まれました。今なら行政に訴えるという手段も思いついたかも知れませんが、当時は途方に暮れるだけでした。ただ、現在の港区の保育園の状況は、大幅に改善されています。彼女のときは間に合いませんでしたが、状況が変わったことは歓迎すべきだとは思っています。

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 以上の話からも明らかなように、特に女性の場合は、仕事と人付き合いが人並み(以上)に出来るだけでは、人並みの仕事と収入を確保し続けられるとは、限りません。確かに政府がもっと子育てにお金をかけるべきではありませんが、そもそも子育て費用に回すはずだった消費再増税(税率8%から10%への引き上げ)自体が、18ヶ月間の延期となってしまいました。「無い袖を振っている」のが、実は日本の公的な子育て環境でもあるのです。「今後の人生をより確かで豊かなものにしたい」方はまず、地元の子育て・医療・介護環境の確認から始めましょう。万一地元が子育てと仕事の両立が難しい街だった場合は、ライフプランによっては他の街への引っ越しやご自宅の売却なども想定され、予想外に費用がかかるケースも充分にあり得ます。お好きな方が多い旅行などは、実は本来の優先順位はこれよりも低いくらいです。本人の努力に見合った結果になりがちなのが、人生です。こちらのお手頃な単発のイベントも、お勧めです。

「堅実女子のためのマネーセミナー〜100万円を1年でコツコツ貯める!非課税NISAの活用方法!〜」

日時:2015年01月28日(水) 19:00 ~ 20:30

場所:東京都港区虎ノ門

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『【1日集中講座!】はじめて学ぶお金の活かし方〜資産形成の基礎クラス〜』

日時:2015年01月10日(土) 10:00 ~ 19:00

場所:東京都港区虎ノ門

詳しくはこちらをどうぞ。https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=1465

 

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AOIAフェローのDataと小勝負からでした。今回は、以上になります。

【※】当ブログ記事は、AOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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