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2013年6月26日(水) 京都大学大学院教授が警告するインフレ時代の日本のリスクとは?

  • 投稿日:2013年6月26日

こんにちは。Dataと小勝負です。今回は、日本で静かに進行中のインフレが次第に定着した場合に想定されるリスクを、ご一緒に考えてみましょう。いつもどおり、「・・・・」以降が、私のコメントです。

2013年6月26日(水) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

6月18日の日経電子版の記事に、私は注目しました。

『「長期金利3.5%時代」が促す日本の大転換 川北英隆・京大教授に聞く』

かわきた・ひでたか 50年生まれ。京都大学経済学博士。専門は証券投資論、証券市場論

――長期金利が変動しやすくなっている。現状をどうみているか。

日銀の黒田総裁も、長期金利を0.5%未満というような低い水準のままコントロールできるとは考えていないのではないか。消費者物価の前年比上昇率2%という日銀の「物価安定の目標」が実現した場合、経済の巡航速度といわれる潜在成長率が1%程度とすると、名目成長率は3%になる計算だ。一方、これまで20年間、長期金利は名目GDP成長率プラス0.5ポイント程度で推移してきた。この関係からいうと、2年後には長期金利は3.5%まで上昇することになる。

・・・・インフレに負けたくなければ、投資は有力な選択肢です。

名目成長率が実質成長率を下回るデフレ経済から脱却する兆しがでてきた。名目成長率プラス0.5ポイントという経験則を適用すると、長期金利は1%を超えてきても不思議ではない。

・・・・そのレベルで日本株は時には急落します。理由は簡単で、「財政不安」です。

――日銀による国債大量購入の効果で、長期金利が1%以下に保たれたまま、徐々に消費者物価上昇率が2%に近づいていくという経路は想定できないか。

市場参加者のインフレ期待が高まったとき、強引に長期金利を低いまま押さえ込もうという意図は、日銀にはないのではないか。5年未満の中短期金利には日銀の国債購入による低下圧力が働き、長期金利は徐々に上昇して(利回り曲線を表す)イールドカーブは、(中短期に比べて長期金利が高くなって傾きがきつくなる)スティープ化していくはずだ。・・・・・つまり、インフレと増税の挟み撃ちの可能性があるのです。「アベノミクス相場」も一段落した現在、今後の厳しい展開の可能性も考えて、早めに手を打つべきでしょう。今回のメルマガは、その為の実用的な投資情報も、かなり豊富にご用意しました。

2年後には物価上昇率2%、長期金利3.5%という、この20年間、市場関係者が経験してこなかった事態を迎える可能性がある。このようなインフレの時代は、50歳近い人でないと実務的な経験がない。

――日銀の金融緩和策や安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」がうまくいかなかったときの金利情勢をどう読むか。

日銀の政策、アベノミクスがうまくいかなかったときは、日本の財政に対する不信感が一気に高まる可能性がある。いわゆる「悪い金利上昇」を招くだろう。日銀の政策やアベノミクスがうまくいっても、いかなくても、金利は上がるしかないというのが、今の債券市場の関係者の見方だろう。金融機関など投資家には、国債への投資を徐々に減らしていこうという流れがいっそう強まってくるだろう。こういった考え方が根底にあって、足元の長期金利が変動しやすくなっているのだろう。

・・・・現在の日本の住宅ブームの主な原因は、消費税増税予告と住宅ローンの金利上昇、そして現実の不動産価格の上昇傾向です。

当面は賞与の支払いが増えて、消費税率上げによるマイナスを賃金の上昇でカバーできるかどうかが重要だ。

賃金上昇を測るために注目しているのは、国内製造業の付加価値率と労働分配率だ。付加価値率とは、営業利益、人件費、減価償却の合計が売上高に占める割合だ。付加価値率は、95年ごろから低下傾向にある。円高の時期だけでなく06~07年ごろの円安の時期でも下がっている。付加価値率の低下が示すのは、日本の製造業の国際的な競争力の低下だ。付加価値を削り価格を下げないと、海外はもちろん、国内でも製品が売れなくなった。

デフレの根本的要因も、この競争力と製品価格の低下にある。競争力の低下した製品を死守し、国内で生産活動を続けてきた経営も問題だ。その結果、シャープやパナソニックの現在の状況が生じているのだろう。

今後の注目点は、製造業の企業業績が上向くなかで、売上高の一部が賃金に回って恩恵が消費者に流れるのかどうかだ。人件費の削減圧力が今後も続くと非常に良くない。そこに、消費税の引き上げが加わってしまうと、消費がいっそう収縮して、株価の足を引っ張ることになりかねない。

・・・・実は来月、川北英隆京大教授が講師のAOIA講演会が、予定されています。本記事の内容に関するご質問を希望される方や、インフレ時代の株価や為替、金利や投資方法などについて、更に具体的に直接本人に聞きたい方は、是非こちらのイベントにお越しください。私ももちろん、出席します。川北英隆教授の論調は、私とかなり似ています。

『第16回AOIA講演会 講師:川北 英隆氏』

開催日:2013年7月26日(金)
時 間:19:00~21:00  開場 18:30~
会 場:AOIA虎ノ門セミナールーム

参加費 AOIA会員様:無料

一般の方は事前支払いが3,000円、当日支払いが3,500円(現地支払い)です。

TEL. 03-6273-3860 FAX.03-5777-6112  メールアドレス:info@aoia.co.jp

申し込み画面は、こちらです。

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminarApplication.aspx?gId=1&sId=1&eId=713

お得なキャンペーン価格のAOIA新会員制度のお知らせは、こちらになります。

http://www.aoia.co.jp/academy.html

社長の中田裕自身が講師を務める無料ガイダンス(無料セミナー)は、こちらになります。

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=689

ご興味ある方は、以下の連絡先までご相談ください。

TEL. 03-6273-3860 FAX.03-5777-6112  メールアドレスinfo@aoia.co.jp

「アベノミクス大特集号」が無料で欲しい方は、以下の連絡先までどうぞ。

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今回は、以上になります。

【※】当ブログ記事は、AOIA 株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。当資料は、飽く迄もAOIA株式会社のスタッフが個人的予測に基づき作成した資料であり、その正確性・完全性を保証するものではありません。当資料中に記載している内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変更することがあります。当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。当資料をもとにお客様が金融商品取引行為を行われた場合、金利、通貨の価値、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として生じる利益あるいは損失は、すべてお客様に帰属します。


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