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2013年6月28日(金) バーナンキFRB議長の量的緩和第3弾(QE3)出口政策(案)を、どの様に考えるか?

  • 投稿日:2013年6月28日

こんにちは。Dataと小勝負です。今回は、現在旬のあの話題について、考えてみます。

2013年6月28日(金) 「読めば明日の力になる 個人投資家の世界の経済・金融研究日記」

FRB議長、市場の不安払拭狙うために緩和縮小シナリオ提示

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が19日の記者会見で、量的緩和の正常化に向けた出口政策を初めて示したのは、動揺が続く金融市場の不安心理を取り除くのが狙いです。労働市場の一応の改善が進んでいるのが背景ですが、一方で物価上昇圧力の弱まりや財政引き締めの景気への影響も、軽視できません。金融政策の正常化に向けたシナリオは、実はやや危うさがつきまといます。

「出口の際、考慮に入れる要素の第一はインフレ率だ」。同議長は会見で、FRBの法的な政策使命である物価の安定に警戒感を示しました。米国でとくに重視されるインフレ率の目安の個人消費支出(PCE)デフレーターは、前年と比べて1%そこそこで、長期的に目指す年2%を下回ったままです。同日の見通し改定では、2013年にPCEの下限が1%を割り込む可能性すら示しました。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は現時点で医療費下落などの「一時的要因」を反映したとみていますが、「インフレ期待が低過ぎると(持続的な不況と物価下落が続く)デフレのリスクを高める」(同議長)。

FOMCの採決では、インフレ低下を「驚くべきもの」とするブラード・セントルイス地区連銀総裁が、より強い対応を求めて緩和維持に反対票を投じました。「副作用」への懸念から反対するもう一人の地区連銀総裁とは「真逆」の理由で、内部対立が広がる波乱の芽を抱えています。

19日のFOMCでは政策変更は見送りました。それでも議長が出口に言及したのは、日米欧などの国際金融市場で米量的緩和の出口(縮小や終了)を巡る臆測が勝手に独り歩きし、株価や為替相場が世界規模で大きく動揺する展開が続いていたためです。シナリオを口頭で説明し、市場の混乱を鎮める思惑がにじみます。

実際、市場関係者の間では「9月にまず700億ドルに減額」(バークレイズ)などと、早くも縮小時期を詳細に予測する動きが広がっています。議長発言で政策の先々が読みやすくなった面は、確かにありそうです。

会見では仮に証券購入を止めても誘導金利の引き上げまで「相当な間隔」をあけ、保有する住宅ローン担保証券(MBS)の売却もかなりの期間はしないと説明。「著しい緩和」が続く点を繰り返し強調し、為替や株価などの安定化を図っています。

出口の流れを示せたのは、景気・雇用の先行きに「自信」を深めていることも大きい様です。同日改定の経済見通しでは14年の成長率をやや引き上げ、失業率も下限を6.5%まで下げました。景気認識についても議長は住宅市況の回復と雇用、資産効果による個人消費の復調を列挙。「経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は改善したようだ」とやや余裕をみせました。

もっともこうしたシナリオには「FRBは楽観的すぎる」(IHSグローバルインサイト)との懸念もくすぶります。米連邦政府の財政引き締めや、中国の景気減速、ブラジルやトルコなどの不安定化などの新興国経済の影響が読み切れず、議長も「現時点でもっとも可能性の高そうなシナリオ」と、認めざるをえない状況です。

実際、米労働省が6月20日発表した失業保険申請状況によると、6月15日までの1週間の新規申請件数は前週より1万8000件多い35万4000件と、市場予測の平均(34万件)を上回りました。住宅市場も、「早くもバブルでは?」との見方も、台頭しつつあります。

いずれにせよ、当面はドル高円安傾向が復活する一方で、日米などの株価は、今までの過剰なマネー供給という金融緩和に半ば依存した「金融相場」から、個別企業の業績次第で株価はどうにも変り得る「業績相場」へと、移行中です。日本株の現状と今後の見通しについて専門家から直接話を聞きたい方は、こちらがお勧めです。日経電子版のインタビュー記事は、こちらです。

日経電子版 外為・金融FOCUS「長期金利3.5%時代」が促す日本の大転換

http://www.nikkei.com/markets/kawase/kawase-focus.aspx?g=DGXNMSFK1704D_18062013000000
川北英隆・京大教授に聞く 2013/6/18 14:03

私ももちろん、出席します。川北英隆教授の論調は、私とかなり似ています。

『第16回AOIA講演会 講師:川北 英隆氏』

開催日:2013年7月26日(金) 時間:19:00~21:00  開場 18:30~
会 場:AOIA虎ノ門セミナールーム

参加費 AOIA会員様:無料

一般の方は事前支払いが3,000円、当日支払いが3,500円(現地支払い)です。

詳細はこちらをご参照ください。

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=713

TEL. 03-6273-3860 FAX.03-5777-6112  メールアドレス:info@aoia.co.jp

申し込み画面は、こちらです。

https://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminarApplication.aspx?gId=1&sId=1&eId=713

お得なキャンペーン価格のAOIA新会員制度のお知らせは、こちらになります。

http://www.aoia.co.jp/academy.html

社長の中田裕自身が講師を務める無料ガイダンス(無料セミナー)は、こちらになります。

http://argo-navi.net/mielca_aoia/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=689

ご興味ある方は、以下の連絡先までご相談ください。

TEL. 03-6273-3860 FAX.03-5777-6112  メールアドレス:info@aoia.co.jp

今回は、以上になります。

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