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なぜかお金が貯まらない家庭の5つの特徴とその対策とは?

  • 投稿日:2014年12月24日

今回は、皆さんも気になっている「なぜかお金が貯まらない家庭の5つの特徴とその対策とは?」について、ご一緒に考えてみましょう。

 

その1 年間の支出額が分かっていない場合

家計相談でよく見られるお金の管理が出来ていないご家庭は、そもそも1年間で何にいくら使ったか、そして合計でいくらかかったかが、分かっていません。家計の「決算書」作りは、1年間でいくら使ったのか、そして収支はプラスだったのか、マイナスだったのかを振り返りながら家計改善を図るのが目的だ。言いかえると、収入に対して毎年一定の貯蓄ができていれば、何に使っても良いのである。これから今年の決算に取り組む人は、合計欄と収支の欄はすべて埋めよう。そこが一番大事なところだから。したらしたで、意外とかかっている項目が、自然と見えて来る。私の場合は以前は携帯電話の通信費が年間10万円近くかかっていたので、キャリアを変更したら、PHSとスマートフォン(スマホ)の2台持ちで、年間7万円弱まで下がった。これだけでも10年間で30万円ほどたまる計算だ。

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その2 妻が使う生活費が“インフレ状態”なことに気付いていない夫

家計の財布のヒモを握っているのが男性という家庭の場合、妻が使う毎月の生活費は現金で渡すか、もしくは妻がキャッシュカードで引き出している。金額は家庭によって異なるが、たとえば月に20万円の生活費を現金で渡しているとしよう。夫は、妻が月20万円で生活をやり繰りしていると思っているかも知れないが、実は家計全体から見ると実際の生活費は20万円にまったく収まっていなかったりする。

水道光熱費や通信費などは、別途銀行口座から引落されていたりする。子どもが成長するにつれ水道光熱費は高くなるし、近年は電気代もガス代も値上げを繰り返している。結婚当初よりも負担は増えているはずだ。二人目の子供ができたら、結果は明らかだ。

通信費は更にインフレ状態だ。ほんの十数年前なら、通信費は固定電話料金だけで月4000円、子どもが長電話して月1万円近くなるのが主婦の悩みだったのが、現在は、家族の携帯電話料金、インターネットのプロバイダー料金、有料のテレビ視聴料などが加わる。子どもが2人いて家族全員スマートフォンを持っていると、通信費は月3万5000円前後にもなる。保険よりは分かり易いので、まずはキャリア(通信会社)や料金プランの見直しなどから始めてみてはいかがだろうか?

 生活費の死角は「クレジットカード払い」だ。結婚当初、妻はスーパーでの買い物は現金で支払っていたのが、今はどこの店もポイントが貯まるクレジットカードを発行しているので、食品などの支払いが、どんどんクレジットカードに引っ越しているのだ。食費の支払いが現金からクレジットカードに引っ越しても、夫から手渡しでもらう現金の生活費の金額はそのままだったりする。「先月は食費のうち、クレジットカードで5万円払ったから、その分は返すわ」という妻は、それほど多くはないのでは? クレジットカードの請求明細をよく見ていない夫は、生活費が拡大中なことに、意外と気付いていないものだ。

ベテランファイナンシャルプランナー(FP)などが、決算シートを見ながら「毎月30万円の生活費は収入に対してちょっと多いですね」と言うと、「いいえ、うちは妻に生活費を20万円渡しているので、生活費は20万円のはずですが…」と、きょとんとする夫は少なくない。生活費は、「現金」「銀行口座引き落とし」「クレジットカード払い」と出口が3つあるので毎月1回は全体像を確認できる仕組みを、作るべきだろう。生活費は収入の増加とともに年々拡大していく傾向にあるので、3つの出口を集計して振り返ってみるのが肝心だ。近頃は増税や社会保険料負担増加、物価上昇など、何かと物入りだ。政府統計がどうであれ、吉野家の牛丼などの外食費、食品価格、パソコンや関連機器、ユニクロに代表される衣料品などの価格は、じわりと上昇中だ。

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その3 仕事の経費の精算口座と家計の口座が同じ人はどうなる?

家計管理に手間をかけずにお金を貯めるコツは、お金の流れをシンプルにして、カテゴリー(支出項目)ごとの支出額をイメージ出来るようにしておく事だ。口座引き落とし分は月に4万円、現金の生活費は15万円、子どもの学校や習い事にかかる費用は月3万円…などといった具合にお金の使い道ごとの大まかな予算をイメージしておくと、クレジットカードで支払える金額の上限も、分かるようになる。

ところが、仕事の立替え経費を精算する口座と給与振込口座が同じだと、お金の出入りの煩雑さが更に増し、理想的な家計管理方法とは真逆になる。立て替えるために出張前には多めにお金を下ろし、残ったとしても口座に全て戻す訳でもない。クレジットカードで支払った分も個人のカードで払うと、更にお金の流れは複雑になるが、身近すぎる話だ。

 経費の立替えが多い人は、経費精算口座を別途設けて利用しよう。給与振込口座と別に経費精算口座を指定できる企業は、実は少なくない。そして、仕事用にクレジットカードを1枚作り、利用代金は経費精算口座から引き落とされるようにする。個人と仕事のお金の流れを別々にすると、家計の口座管理もラクになり、お金が貯まりやすくなる環境ができる。経費精算口座には最初に5万~10万円程度の軍資金を入れておくのがコツだ。仕事のお金はその口座のなかで回していくと良いだろう。要は、「簡単で分かり易く」だ。

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その4 「収入の○%以内」といった予算の目安がないと安心できない人の混乱

マネーセミナーで「お金の使い方は100人いたら100通り。わが家の譲れない・削れない支出は大事にしながら、ムダな支出は見直しましょう」と講師が話したあとに、「支出項目ごとに使っていい割合を出して欲しい」と質問する人が、たまにいる。収入に対する割合を知りたい気持ちは分からないでもないが、子供の人数などの家族構成や子どもの年齢によって生活費や教育費にかかる金額は異なるし、その家族が大事にしている支出もそれぞれだ。そもそも、医療費の予算を決めても、その通りの支出額になるだろうか? 天災と事故と病気は、忘れた頃にやって来る。むしろ、「税金や社会保険料を引いた1年間の可処分所得の最低○%、出来れば○%を、まずは貯めよう。その為には外食費を抑えよう」と考え実行するのが、現実的ではないだろうか?

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その5 夫婦でお金の情報を開示をしたがらない人達

お金の話を夫婦でしたくない人は40~50代に多い。家計管理を妻任せにしている男性は、「したくない」というより、何から話をしたらいいのか「分からない」ようだ。そういう場合は、休日の半日を使って「一緒に年間決算をしてみよう」と誘ってみるといい。それ以前に、洗剤などの消耗品の消費サイクルを確認し、「これは年間○個、あれは年間○個くらい買って使っている」といったレベルから、確認すると良いかもしれない。普段の家事の内容や買い物のタイミングなどの日常生活の姿が、意外と見えてきそうだ。「協力してもらわないと自分だけではできない」と素直に言うと、穏やかに話が進みそうだ。「家庭では妻が上司」が、夫婦円満のコツというご家庭も多い様なので、特に夫は、会社で発揮しているコミュニケーション力を、家庭でも存分に活用しよう。見返りは大きそうだ。

共働き夫婦の妻は、可能な限り情報開示したくないと考える人が、実は少なくはない。自由にお金を使いたいから、自分の支出状況を夫に見せるのはイヤ、だから相手にも情報開示を求めない。よほどの高収入夫婦で、どちらもしっかりお金を貯めているならそれでもいいが、「自由にお金を使いたい人」は、驚くほど貯まっていないことが多い。お互いに中途半端に相手のお金に期待して、意外と使っているからだ。夫婦が同時に死亡する確率は低いのだから、家計状況や貯蓄額は夫婦で共有しておきたい。お互いの見栄が絡むのならせめて、「今年の収入の○%は貯めるぞ♪」と正月にでも約束しあってみては、いかがだろうか?

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AOIAフェローのDataと小勝負からでした。今回は、以上になります。

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